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その三

アメリカ体験記 タイトルVOL.2

今回もアメリカでの体験を書いてみます。

カウボーイズ’ン ガールズ (Cowboys'nd cowgirls)

’97年訪米の続きです。
前のページで、150頭と書きましたが、正確には169頭だったようです。

牛が来てからほとんど毎日、カウボーイの仕事があります。カウントした結果、牛の数が足りないので迷い牛を探しに毎日出ていきます。長時間、馬に乗りっぱなしというときもあり、その他、餌巻き、柵のワイヤー直しなどの仕事もあります。
滞在中は、レイニングのレッスンはもちろん、レッドリバーの見えるという丘へのトレイル、馬の競り市(ガン、ピストル、中古サドル、ラバみたいな動物も競りにかかっていました)、オクラホマシティで行われた、レイニングの大会ダービィ・スーパーステイクスの観戦、Team ropingのプロのランチでropingを習い、バレルクイーンの奥さんの案内で、ランチ内をトレイルしたり、などなど盛りだくさんでした。

10日間はあっという間で、なにしろ夜9時過ぎまで明るいので、夕食がどうしても遅くなり、寝るのはなんだかんだ言って午前2時だったりします。
6月でかなり暑く、私はすっかりバテました。他のメンバーはそうでもなかったみたいです。

熱 風 ’99年8月

しかし’99年は8月に行ったため、猛烈に暑く乾燥していて、6月の暑さなど問題外だったことを知ったのでした。
まるで、熱風の出るドライヤーの中にいるようで、朝も8時過ぎにはがんがん暑くなります。たぶん摂氏40度は超えてました。
今年は特に雨が少なく、地面はひび割れ、水不足は深刻のようです。前回あった川がなくなっているようでした。
朝の8時には、乗り始めないと馬も人も大変です。アリーナで2時間ほどレッスンをした後はランチ内を散策に行きました。これ大切なもレッスンのうちです。外は少し木や草があるので幾分涼しいです。
オーナーのH氏は、新馬の調教もかねて毎回いろいろな馬で行きます。今回牛は、出荷した後のようでした。
アリーナには、日本のようなフェンス(埒)はありません。しっかり誘導しないとどこまでも行ってしまいます。
私たちは、普段からフェンスをたよって乗る、つまりフェンスぎわ(蹄跡)を走ることをやってはダメなこととして教わっていたのであまり問題はなかったのですが、馬が反抗したときなど、はみ出したりはしてました。

レッスンの仕方は、一人ずつH氏の見本通り行い、他の人はそれを見ています。見ているのも勉強になります。日本の部班レッスンのようなものはしません。
何回かアメリカ人のレッスンを受けましたが、ほとんどこのスタイルです。自分で馬をコントロールするというのがもっとも重要です。このやり方は、ライダーのレベルが違っていても可能です。


レッスン後、アリーナで記念撮影


トレイルに出発


ランチ風景

この向こうに広大な土地が広がる。
ガケや谷もあり、林の中、急な坂の上り下りを行う中で、いやが上にもシート(騎座)は良くなる。
馬にとっても人間を乗せてバランスを取る訓練にもなり、肢の運び、人間への依存心、物見をしなくなる、などいろいろな効果があるようだ。

USA体験記は、いったん終わります       


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