AM 9:15 Temperature 8.4℃ Humidity 48% 快晴 December 16,’24(Monday)
今朝は、雲一つなく晴れて、微風です。そして、昨日よりは暖かで氷は張っていません。
馬場は、少々ドライになってきました。
馬のフレームワークは、馬上で、ライダーが強制力にできる唯一のこといっても過言ではありません。
そのフレームワークとは、内方姿勢や収縮などのことで、馬の姿勢を作ることです。
そして、馬の姿勢を作るためには、作用点と支点の2点間の力の連携によって、行うことです。
作用点と支点との関係性は、一つのことを成すために二つの力を連携させるということです。
力とは、二つの種類があって、重量と動力です。重量は、そのものの質量です。動力は、必ず作用点と支点との関係性において成立する力のことです。
作用点は支点があって成立して、支点は作用点があって成立する力で、その力の方向は、作用点の力の方向によって、支点の力の方向が決まり、作用点の力が支点に向かえば、支点の力は、作用点へと向かい、作用点の力が支点以外に向かえば、支点の力は作用点の力の方向と真逆となり平行線を辿るのです。
従って、乗馬の場合は、作用点がハミになれば、そのハミに作用させる力の方向で、脚やシートが支点になれば、その支点の力の方向は、作用点の力が脚や支点へ向かえば、支点の脚やシートの力は、作用点に向かうことになるのです。また、作用点のハミの力が、脚やシート以外のところへ向かえば、脚やシートの力は、作用点の力の方向と真逆になり、平行線になるのです。
この場合は、倦くまでも支点が脚やシートのときなのです。
乗馬の場合の特殊性は、レインを操作したとき、支点を何処に置くのかを意識しないのが普通なのです。地上にある場合は、手で何かとしようとしても支点を意識しないのが普通なのですが、何かをすることに支障があるときは、必然的に支点に意識が向くのです。
しかし、馬上にあるとき、ハミを使っているとき、支点に意識を向けないので、ハミを使って思うようにならないのは、支点が何処になるかによって決まるのに、ライダーが必然的に意識が支点に向かうことがないのです。従って、なかなか思うようにならないのです。
従って、ライダーは、ハミを使うときに、何処を支点にするかを意識下に置かなくてはならないのです。
以上のことは、馬の姿勢のことで、馬が動くということとは関係のないことなのです。
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