10/23 added
Eldorado Ranchのメンバーの方々に
馬との出会い
Eldorado Ranch入会のきっかけ
初めて馬に乗った感想
今後の抱負、夢、その他
などを伺いました。
e-mail reining@eldorado-ranch.com
A さん 20代 男性 (2年半) ’99,10月現在 New! 10/23 up初めは、ブリティッシュのクラブの1年会員でした。暴れたりする馬が何頭かいたり、レッスンも面白くなくなっていた頃、山梨のあるクラブで1週間ファームステイをしました。競技会が近いせいか、あまりかまわれなかったので、かえって楽しかったです。
次の所を探していて、ここは乗馬ライフで見つけたのですが、遠いので一番最後の候補でした。来たその日に乗り、最初は調馬索でした。乗れるからと、調馬索をとり、一人で乗っていましたが、そのうち馬が出入り口で止まって動かなくなりました。今まで乗っていたので、乗れるかと思っていたのが違うなと思いました。5回の乗馬教室に入って、最初から駆歩をやりました。それまで1年乗っていたんですが駆歩はやったことがなかったし、手綱を伸ばして乗るというのが恐くてしがみついてしまいました。今までの馬は、手綱をしっかり持っていないと、暴れたり、走ったりしてしまったのです。
ここで良いのは、自分で考えて乗るということで、その分責任感がいると思います。ここが今までの所と同じだったら、とっくに止めてました。来たときは、レイニングはおろかウエスタンとブリティッシュの違いもわからなかったですから、乗り方のこだわりはなかったです。
今は、以前にはなかった馬を良くしたいという気持ちが出てきました。前は、うまく乗りたいという気持ちだけだったと思います。以前は、姿勢の注意ばかり受けていましたが、ぜんぜん直りませんでした。ここでは一切言われません。
先日、ファームステイしていたところへまた行きましたが、姿勢が良くなったね、と言われました。自分では変わってないと思っていたのでうれしかったです。やはり、馬が良くて恐怖心がないことで前傾がなくなったし、姿勢を直そうと考えなくなったのも良かったかもしれないと思います。バランスが良くなって、自分の一番乗りやすいところで乗れてきて、自然に身体が起きてきたようです。A さん 30代 女性 (2年半) '99,9月現在 10/8
もともと馬に乗ってみたかったのですが、坐骨神経痛のためにかかっていた整体の先生に乗馬を勧められたんです。先生も乗馬をやっていて、部班ばかりのところはよくない、馬がいいクラブがいいと言われました。最初は、一泊二日の外乗に行き、ずっと速歩で2日間乗りっぱなしで辛かったです。
ここで初めて乗ったときは調馬索で「駆歩が恐いんです」と言ったら「では駆歩をしましょう」と言われ、いきなり駆歩ばかりで恐かったですね。今は、駆歩の方が楽で楽しいです。先日、誘われて、何だかよくわからないままでしたが、アメリカ行きのツアーに参加しました。アメリカのランチでのレッスンは、最初、うまくできなくて大変だったので、みんなが休んだり外乗に行ってる間に一人で練習しようかと思ったぐらいでした。
また、ものすごく広いパスチャー(放牧場)での外乗は、急なガケあり、谷ありで、はじめは馬任せにしていようと思っていたのですが、馬が勝手に降りたところを戻ってしまったりして、馬なりではいけないと気づきました。
最後の方は、ランチ内でのレッスンも、うまくできるようになりました。そして、アメリカで特に印象に残っているのは、屋内コロシアムでDuane Latimer(Bob Roomisのランチのトレーナー、'99 NRHA Derby Open Champion)などのトップトレーナーのトレーニングの光景を生で見られたことです。ストップとかもすごくて、目に焼き付いています。その時連れて来ていた馬は、いずれフチュリティーにも出す予定の良い馬だそうです。
良い仲間とも友達になれたし、ぜひ、また行きたいですね。I さん 20代 女性 (2年3ヶ月) '99,9月現在 10/8
ずっと馬に乗ってみたいなと思っていて、カルチャー雑誌で探したりしていました。その後「乗馬ライフ」のHow to Western Ridingを読んだりして、ここではすぐ駆歩ができると書いてあったので来てみました。他の所と違って、すごい勧誘とかもなかったのでかえって安心しました。
5回スクールに申し込んで、「これが終わったらほとんどの人は調馬索なしで駆歩ができるようになるし、2回くらいでできる人もいる」とトレーナーに言われました。ところが私は、5回が終わっても調馬索が取れなかったんです。その時、「あー、うそついたー」と思いました(笑)。できないのがくやしかったし、ずっと続けようと思って入会しました。入会して2ヶ月目くらいで、試合のお知らせが来ました。こういうこともやってるのかと思っていたら、次にクラブに来たとき出ることになっていて「今から試合に出る人にレッスンします」と言われました。その時初めてバックしてと言われ、やり方がわからなくてあせりました。初めての試合は、まあまあの成績でした。
試合の後、今までは、ただ乗ってるだけだったのですが、馬とコンタクトを取る方法がいろいろあるのを知り、自分でちゃんと馬をコントロールをしたいと思いました。レンタルホースが不足気味だった時に、自分の馬が欲しいと思っていたのですが、スタリオンの良い馬がいると聞き、ここなら転売もできると思ったこともあって買うことにしました。自馬を持ったことで、やはり気持ちが変わりました。自分の馬だからこそちゃんと乗ってあげたいと、以前より強く思うようになり、他の人が乗らない分、馬の調教が壊れたら自分のせいなので、責任感も出てきたと思います。
今後は、試合でオフパターンなどをしないで、きちんとスコアを出したいです。A さん 20代 (約3年半) '99,9月現在 9/30
初めて乗ったのはウエスタンです。山梨の方へ行ったとき、競馬が好きだったので乗ってみましたが、馬に乗りにいったわけではなかったです。
一ヶ月に一度位の割で一年半位行ってましたが、遠いので近場で探しました。あるクラブで部班レッスンを見ましたが、ウエスタンで一人で乗っていたので、自分にはこれは合わないなと思いました。それにブリティッシュの細いあぶみが乗りにくそうで、鞍もバランスを取るのが難しそうに感じました。ここに決めたのは、乗馬ライフの「VOICE」での土岐田さんの話や、「REINING」のビデオを見たりして、ウエスタンに対するイメージが変わって興味を覚えたからです。山梨では外乗が主で、それがウエスタンだと思ってました。
ここで初めて乗ったとき、乗ったままあぶみを直そうとして足をあげたら馬が走り出して落ちました。今までの馬は何をしても驚かなかったし、どんなに蹴っても速く走るということはなかったので、すごく速く走った気がしてびっくりしましたが、これはくやしかったです。
競技会では、初めての出場で優勝してしまいましたが、次からは、スコアが悪くていわゆる角一(すみいち)になってしまいしんどかったです。最初にうまく行ってしまっていい気になっていたようです。
今一番のテーマは、スピードが上がると、前傾して身体が硬直してしまうのを直したいです。馬を良くするということを、もっと考えて乗ると良いと言われてます。
それから、近いうちにまた外乗のクラブに行って、以前いろいろな印象を持っていたのがどう変わったかを試してみたいですね。Y さんご夫妻 60代 (約10年) '99,9月現在 9/30
(奥様)10年ほど前に、ある乗馬クラブの無料試乗会で外乗に行き、ほんの2,3周だったけれど人生観が変わりました。それまで、動物大嫌いだったのですが、気分がとても良かったし、馬は違うなと思いました。
ここでは、一人で乗ることができて、あまりいろいろ言われないところがいいですね。また、自分でブラシをかけたり、馬装したりするので、馬に対して気を使っているうちに愛着がわいてきました。
馬に対する怖さはいつもあるけれど、馬の精神状態が感じられるようになったことが楽しいです。馬の良くなっていく変化がわかるようになりました。
今の馬で、3頭目の自馬ですが、ローテーションがすごく良くできたのて満足しています。私たちがいい馬にめぐり合って、ローテーションも上手くいったのは、いい馬を見る目を持ち、いい調教ができる腕を持った、いい指導者がいたおかげだと思っています。
それにここは、馬に乗っても、乗らなくても気ままで楽しいところですね。(ご主人)8年くらい前、初めてここで馬に乗ったとき他の馬とぶつかりそうになり、走られてしまって思わず首に抱きつき、落ちたときにフェンスにあたって肋骨を折りました。そのころは、レンタルホースもあまり人に乗られていず、今よりずっと敏感でした。今なら、もし暴走されても必ず止められるし、敏感な馬でも、まずそのようなことはないでしょうね。
最近は、若い人が自分より上手くなったことがわかるようになってしまいました。目が肥えてしまってそれが辛いんですけれど、若い人たちが追い抜いていくのはいいことですね。
当時、馬を無料でくれるという話があって、自馬を持ちましたが、それからローテーションが上手くいきました。今は2頭になり、1頭はEldorado Ranch・ランチ生まれの馬で、乗れるようになるのが楽しみです。S さん (男性) 40代 (1年9ヶ月) '99,9月現在
はじめて馬に乗ったのは、ブリティッシュのクラブです。2,3鞍でした。もともとカントリー&ウエスタンが好きで、ウエスタンに憧れていていたのでウエスタンライディングにしました。
Eldorado Ranch・ランチに来たときの第一印象は、ここは乗馬クラブなのだろうか、ブリーディングしかしてないのかなと思いました。
犬が、2,3頭ノーリードで走り回っていたのも印象的でした。今は、自分の犬を毎回連れてきます。最初は、みんなが上手に乗っているのを見て、自分にも乗れるのかと不安があったんですが、約半年で、競技会に出られたのが自分でも驚きでした。
自分自身がリラックスして馬に乗れることと、自分で馬を調教することを意識して乗ることが大切なんだなと感じています。
最終的には、仔馬を自分でブレーキングして、トレーニングして行けたらいいなというのが、夢であり、目標です。
それから、アメリカに行きたい。アメリカの大会にも出てみたい!Y さん (男性) 30代 (4ヶ月) '99,9月現在
前から馬に乗ってみたかったので、「ウエスタンホースバックライディング」という本を買いまして、それを見てEldorado Ranchに来てみました。
最初乗ったときは、夢中で降りたらお尻が痛かったです。でも、これなら続けられると思い、サドルも買いました。仕事柄(宮大工)、道具はいいものがよいと思い、Donn Lesonというサドルにしました。今年の12月頃届くのですが楽しみです。競技会にも出ましたが、とりあえずみんなと同じようにできればいいと思いました。あまり緊張はしなかったですね。
けれども競技会に出て、少し変わりました。初めはただ乗ってるだけだったのが、一つ一つ意味が分かってきました。
これから、少しづつ皆さんに近づいていきたいです。とりあえず恥ずかしくないくらいになりたい。ここは、いろいろ強要されなくて楽でいいですし、自分の考えでできるところがいいです。あまり押しつけられると、だんだんイヤになって離れていってしまいますので。
M さん (男性) 30代 (1年半) '99,9月現在
きっかけは、つれあいが乗り行くのを見に来たんです。実は昔、馬で恐い思いをしたためにトラウマがあり、その時はあまり乗り気ではありませんでした。
それは小学校5年生の時、とある牧場のカウボーイスクールで、馬に草をやろうとしたイトコが足を噛まれたのを見てしまい、さらに翌日の体験乗馬で前の番の人が一周して帰ってきたあと、馬の後ろを通って列に戻ったところインストラクターにいきなり「バカヤロー、死にたいのか!」と尻を蹴っ飛ばされたのです。それで自分の番が来ても、とても楽しい気分では乗れなかったし、「馬は怖い生き物だ」という印象が刷り込まれてしまったのです。
こちらでも乗り始めたころはそれほど楽しいとは思わなかったし、馬がおとなしくて良いのは単にクォーターホースだからだと思っていました。
しかし何度か通ううちに、どうもそれだけではないことがわかって来ました。一言でいえば「いい馬は人が創るものだ」ということです。ここでなら本当のホースマンシップが学べると思い、競技会などにも出て今にいたっています。E さん (女性) 40代 (?0年) '99,9月現在
じつは、私はオーナーより馬歴は長いのです。高校馬術部出身ですが、大学は馬術部がなかったので、ぽつぽつしか乗ってませんから鞍数ではとうに負けてますが。
その馬術部で、馬が大好きだった私はすっかり馬恐怖症になりました。噛まれる、蹴られる、落ちる、踏まれる。それにほとんど大学生の乗った馬の手入れと、馬房掃除に明け暮れていました。
これでは、上手くならないと、部長があるクラブで練習させてくれて少しまともになったのですが、部班レッスンがほとんどでした。それから、千葉に引っ越してからもブリティッシュの先生について乗ってました。しかし、恐がりで鈍いので上手くならない。
たまたま「乗馬ライフ」の広告を見て、近かったので来てみましたが、ウエスタンなんて知らない世界でした。
けれども苦手の駆歩が軽々出るので面白くなって、しかもここの馬は噛まない、蹴らない、それに落ちないのです。ちょっとカルチャーショックでした。
今ではほとんど、たとえ落ちても(あまり落ちないけど)恐くなくなりました。
レイニングの面白さにハマってます。ビデオで見たときに簡単そうに見え、これなら私にもできそう、と思ったのはちょっと甘かったけど、だんだんできるようになってきました。NEXT