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AM 9:30 Temperature 3.3℃  Humidity 84%  曇り  February 14,’22(Monday)

 今朝は、曇っていてとても寒いですが、昼過ぎには晴れてくるようです。昨夜と今朝早く予報では、雪だといってましたが、結局雨でした。

 馬場は、VW状態です。

 このところ天気が優れません。この天気の乱れは、季節の変わり目が近づいている前触れで、今年は春が早く来るのではないでしょうか。

 昨日ふと思いを過ぎったことがあります。

 それは、世の多くの乗馬クラブでは、ノンプロライダーの育成ができないのではないかということです。アメリカや日本の事情を見ると、ノンプロを育成しているといえるのでしょうかという疑問を持ちました。

 アメリカには、沢山の有能なノンプロがいて、220点を取るライダーが大勢います。しかし、ノンプロを育成するプロフェッショナルがいて、専門にしている人がいるわけではありません。
 多くの優秀なノンプロライダーは、殆どがセミプロで、他人の馬を乗らないだけで、プロの奥さんだったり子供だったりして、また自分の馬をトレーニングしてそれを販売しているようなことをしていて、他の仕事を持っているわけでないのです。
 私は、数少ないですが、ノンプロを育てているプロのトレーナーの友人がいますが、これらを持続して育成しているとはいえない状況なのです。
 日本の乗馬クラブもまた同様で、放っておいても才能があって上手くなる人はいますが、乗馬クラブの育成プログラムが優秀で、多くのノンプロライダーを誕生させているクラブを聞いたことがありません。
 このことは、ブリティッシュもウエスタンも変わりはないのではないでしょうか。

 しかし、多くのノンプロのライダーは、上手くなりたいと思っているに違いありません。

 乗馬クラブは、このことを真剣に取り組む必要があるのではないでしょうか。もし日本がこのことに真剣に取り組んで、有効なプログラムを持つようになれば、世界に冠たる乗馬王国になれるのではないでしょうか。

 私は、ノンプロの育成は、乗馬クラブの基幹的仕事だと長年考えてきました。
 1.ライダーを育てる馬とはどのような馬なのか?
 2.ライダーが上達するためには、ライダーにどんな意識を持つことが必要なのか?
 3.ライダーが上達するためには、どんな指導の仕方が必要なのか?
 4.その他

 これらの問い掛けに、乗馬クラブは、明確な答えを当たり前のように持つことが必要なのです。

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