Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:45 Temperature 21.0℃ Humidity 68% 曇り  May 12,’24(Sunday)

 

今朝は、曇っていて風もなく、昨日より気温が低めです。

 

馬場は、ベストコンディションです。

 

大脳と小脳の訓練は、大脳は直接訓練することができますが、小脳は、間接的に訓練する以外にできません。

本来優れた人間を養成するには、小脳を訓練することで、小脳を訓練すれば、同時に大脳を訓練することになるので、態々大脳を訓練しようとしなくても良いのです。

 

スポーツや職人技を訓練することは、小脳を訓練することなので、大脳が主導するような教育システムは、間違っているのです。

小脳を間接的訓練し、スポーツや職人技を上達させ、結果的に大脳を訓練することで、優れた人間が養成できるのです。

 

人間国宝といわれる大工さんや料理人さんなどの職人さんが、優れた哲学者になっていることを見れば、このことが証明されています。

 

さて、小脳を訓練するには、間接的手法でなくてはできないので、先ず訓練の目的を明確にすることが必要です。そして、一つ一つのアクションにおける目的や完成形などを設定して、訓練を始めます。

全体の目的や完成形や一つのアクションの目的や完成形を設定することは、大脳の仕事であり、大脳が訓練されます。そして、訓練を始めると、結果の検証とそのときに何かを感じ取った感覚情報を認知するようにします。

 

上達していく過程で、最初に設定した全体の目的や完成形やワンアクションの目的や完成形を、絶えず見直しながら、訓練を進めるようにします。

 

小脳は、目的や完成形をゴールにしてフィジカルを訓練することで、間接的に訓練されるのです。更には、ワンアクション毎に感じとった感覚情報を認知して、その感覚情報によって、様々な工夫を凝らしていくことで、上達を期していくと、感覚の認知機能が訓練され、その感覚情報に基づいて、フィジカルの動きをコントロールしていくことで、小脳は益々訓練されていきます。

同時に、大脳を使って、様々なシミュレーションをするようになるので、大脳も訓練されるのです。

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