Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:55 Temperature 8.4℃ Humidity 75% 晴れ  November 26,’24(Tuesday)

 

今朝は、晴れて気温も低めですが、日中は暖かになるようです。只、夕刻より夜にかけて雨の予報が出ています。

馬場は、全体的には良くなりましたが、奥に水溜まりが残っています。

 

内方姿勢は、サークル走行において外方後肢がインサイドステップして、サークルの内方から外方へグランドを掻き出すようにステップします。サークル走行は内方から外方へ遠心力が働くので、内方姿勢を取ることで、外方後肢がこれと闘うこととなるのです。

外方後肢が遠心力と闘うことで、馬体は内方へ倒す必要がなくなります。例えば、バイクは、前輪も後輪も角度を変えることができないので、コーナーリングのときに、車体を内方へ倒して、遠心力と闘っているのです。

しかし、馬は、外方後肢が遠心力と闘うようにインサイドステップしているので、馬体を内方へ倒すことがないのです。

このとき、左サークルのとき右リードで、右サークルのとき左リードで走行すると、つまり逆リードの場合、外方後肢のステップが遠心力と同じ方向にステップし、外方から内方へ向かってグランドを引き込むようになってしまうので、馬体は内方に倒れて、極端になると転倒することもあるようになってしまうのです。

従って、内方姿勢は、馬術においてのみ必要なことではなく、乗馬において必要なことといえるのです。

厳密にいえば、外方後肢のインサイドステップが必須なのです。つまり、内方姿勢を取っていなくても、外方後肢がインサイドステップすることが重要なのです。

ウエスタンのトレーナーの中には、内方姿勢を取らずにショルダーからヘッドまでを真っ直ぐに保っている人が多くいますが、外方後肢のインサイドステップを疎かにする人はいません。

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