Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 11:05 Temperature 10.9℃ Humidity 74%  曇り  March 6,’25(Thursday)

 

今朝は、雨が上がりましたが曇っています。気温は高めです。

馬場は、ウェット状態です。3ヶ所水溜まりがありますが、他は水が引きました。

 

ここ数日、馬のメンタリティとライダーのテクニカルなことの関係性を書いています。

 

新馬の調教では、フィジカルが優先で、フィジカルの動きがある程度できる状態を作ってからメンタリティを考慮した調教になります。

しかし、一般のライダーが乗れるところまでになった馬では、メンタリティが優先です。

 

従って、ライダーが馬に対して主導権を握ることを優先的に考えます。そのうえでフィジカル的な要求をします。

 

実際は、メンタリティなこともフィジカルのことも粗同時に行うのですが、ときどきメンタリティのことを修正して、そのうえでフィジカルのことを行うことがあります。

 

このとき、日本人の多くは、テクニカルなことの修正を優先して、改善を図ろうとします。このことは、日本人の良いところでもあり欠点でもあります。

良いところは、自己改善を優先するところです。しかし、乗馬の場合は、自己改善をしている間に馬の抵抗や反抗が増幅してしまう畏れがあって、ライダーが自己改善ができても、馬が従わないということが起きてしまうのです。

 

例えば、馬をストップさせ良いストップにならなかったとき、日本人の多くは、自分のタイミングが悪かったのかとか、姿勢が悪かったのかと考えてしまうのです。

こんなことしている間に、馬はストップを命じられても、ストップしなくても良いと教えられてしまっているのです。

ライダーの姿勢やタイミング悪かったとしても、先ず、バックアップさせて、今のストップは良くないということを馬に伝える必要があるのです。そのうえで、タイミングや姿勢を整えるようにすればいいのです。

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