Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:40 Temperature 18.4℃  Humidity 87%  曇り  May 25,’25(Sunday)

 

今朝は、曇っていますが、空は明るいです。

馬場は、全面水が浮いた状態です。

 

大会お疲れ様でした。

選手の皆さんの果敢な挑戦、ありがとうございました。また、沢山のヘルピングの頂いた皆さんには、心より感謝申し上げます。

 

さて、最終日の天気が悪いという予報でしたが、全種目が終わるのを待っていてくれたかのように、終了後に雨が降り出しました。

 

お疲れ様でした、重ねて御礼申し上げます。

 

ライダーの上達は、極論すると馬を推進する力と、感覚センサー機能の精度の二つです。

 

ライダーが馬の背に乗って、その馬を推進するには、馬のメンタルに対して主導権を握ることでしかできません。そのとき、馬のメンタルとフィジカルの反応を感知するのが、ライダーの感覚センサーです。

 

つまり、ライダーのスキルは、推進と感覚が両輪となっているのです。

 

推進するのは、ライダーにとって切実なので、経験を積むことで身につきますが、感覚センサーは、自然には身につきません。

ライダー自身が、馬に何かを要求するときにかけるプレッシャーが、馬体に接するときの感触を、一々気に止めることでしかできません。

とても地道で遅速なものなので、普段から怠ることなく励むことが必要なのです。

感覚センサーの養成は、地道な訓練を積み重ねていくと、在る領域に達することができます。それは、生まれたばかりで目が見えない子供が、徐々に目が見えるようになってくようなもので、見え始まれば、後は自然に上達していきます。

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