AM 9:05 Temperature 29.5℃ Humidity 74% 曇り August 3,’25(Sunday)
台風明けですが、すっきり晴れるわけではなくて、曇っています。
馬場は、LW状態です。
乗馬の初心者の登竜門は、馬を推進することです。ライダーが、馬を推進できないことには、乗馬が成立しません。
それくらいライダーが馬を推進できるようになることは、乗馬の第1歩なのです。
ところが、初心に指導する内容は、全国の乗馬クラブの90%以上が、騎乗姿勢やレインハンドの位置(拳の位置)や脚の使い方なのです。
如何に馬を推進できるようになるかという第1要件に触れずに、指導しているのが、日本の乗馬クラブなのです。
意味のないことを指導して、意味のないことをライダーは学習しているのです。
従って、ライダーが上手くなるはずがないのです。
ライダーの3種の神器は、「バランス」「ドライヴ」「フィール」です。
「バランス」は、読んで字の如く平衡感覚で、バランス感覚がよくなければ、ライダーは必要以上に不安や恐怖感を持ってしまうので、力が入って上手く馬に乗ることができません。
バランシングするには、大脳を使わないことが重要なのです。
つまり、考えないことが重要で、増して姿勢を矯正したり馬をガイドしたりしようとすれば、ライダーが大脳でこれをしようとするので、益々バランを失うのです。
調馬索や丸馬場で騎乗するようにして、駈歩で馬に乗ることがいいでしょう。
駈歩で乗ることで、速歩より反憧が少ないので乗り易いのです。そして、駈歩で乗れれば、自信がつくので、ライダーはリラックスし騎乗できるようになるのです。
初心者が、駈歩をしても、リスクがない馬を用意しなくてはなりません。
これが、乗馬クラブの提供する技術的商品なのです。
そして、次にドライヴです。ドライヴとは、馬を推進することで、ライダーが馬を推進するには、馬に対して主導権を握ることでできるのです。
3つめが、フィールです。
フィールは、感覚です。
乗馬は、ライダーと馬とのコミュニケーションでするものなので、そのコミュニケーションは、レインハンドや脚で馬にプレッシャーをかけるとき、そのプレッシャーの馬体との接触感で馬の反応を読み取ることが、コミュニケーションの入り口なのです。それはライダーの感覚なのです。
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