AM 9:10 Temperature 31.2℃ Humidity 60% 晴れ August 17,’25(Sunday)
今朝も蒸し暑く感じます。強い日射しが降り注いでいます。
馬場は、昨日一時雨がありましたので、ベストコンディションです。
馬上で、レインプレッシャーをかければ、シートや脚を支点にしているのです。
レインプレッシャーの角度で、支点のプレッシャーの角度が決まるので、馬体に大きな影響があるあるのです。
例えば、レインプレッシャーがライダー自身の重心に向かえば、支点のプレッシャーは馬の口へと向かうので、馬の口と背中で引っ張り合いをすることになるのです。
しかし、レインプレッシャーが真上に向かえば、支点のプレッシャーは、真下へと向かいます。
このとき、馬体を左側面から俯瞰すると、右回転のモーメントは発生するのです。
この右回転モーメントを発生させることで、馬の収縮を形成できるのです。
また、外方脚を支点にして、左右のレインの長さを均等にして真上に引き上げると、水平方向として、支点のプレッシャーが外方へ向かい、外方脚のプレッシャーは内方へ向かうことになり、内方姿勢が形成できるのです。
作用点と支点のプレッシャーの関係性は、作用点のプレッシャーが支点へ向かえば、支点のプレッシャーは作用点へと向かうので、直線のモーメントが生まれるのです。これに対して、作用点のプレッシャーが支点以外のところへ向かえば、支点のプレッシャーは作用点と逆向きで平行線を示すように働くのです。その結果、回転モーメントなるのです。
この回転モーメント活用することで、ライダーは、容易に馬の姿勢形成をすることができるのです。
一般的に、レインハンドばかり多用するので、馬の肢が動かないということがいわれますが、これは全くの根拠のないおとぎ話のようなことなのです。
手を使えば、同時に支点に同じ大きさの力が働くのです。従って、支点を意図的にコントロールして作用点を行使すれば、ライダーの要求通りの姿勢形成ができるのです。
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