Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:00 Temperature 25.8℃  Humidity Hi  雨  September 5,’25(Friday)

 

 

今朝は、台風の影響で、雨です。どうも一日中雨のようです。

馬場は、全面水が浮いてしまいました。

 

昨日、一皮剥けたライダーが一人誕生しました。

 

一定の運動をした後一休みすると、どうしても次の運動へとスムースに移行できないということがありました。

すると、その人は、左右のレインの長さを均等にできないとか、左右の手がばらばらに動いてしまうとか、脚が上手く使えないとかのように、自分自身の反省を一々考えてしまうというものでした。

 

そこでアドヴァイスしたことは、馬が抵抗や反抗をしたとき、自分のやり方を反省する前に、やらなければならないことを考えなくてはいけませんといったのです。

 

先ず、馬がどんな抵抗を見せた動きをしているのかである。

 

つまり、右に行こうとしているのに左に行ってしまうとか、左に行こうとしているのに、くるくる回られてしまうとかが、その抵抗や反抗の動きです。

 

従って、この抵抗を止めさせることが優先事項で、くるくる回るのであればそれを止めさせ、左に行ってしまうのであれば、右に行かせ、右に行ってしまうのであれば、左に行かせ、後退してしまうのであれば、前進させるのですが、同時に馬を推進することが必要なのです。

つまり、くるくる回ってしまうのであれば、その回転の反対側にレインを引っ張りながら、脚を入れたりレインを鞭代わりにしたりして、馬を前に出すことです。

 

抵抗を止めさせると同時に馬を推進しないと、馬の抵抗は止みません。

 

馬にいうことを効かせるためには、馬にいうこと効くようなメンタルを作って、それから要求することが必要なのです。

勿論、馬がいうこと効くようなメンタルの状態にあるときは、そのまま要求すればいいのですが、抵抗や反抗が見受けられるときは、抵抗や反抗の行動の反対の動きをさせながら推進して、馬のメンタルをいうことを効くような状態にしてから、要求をしなくてならないのです。

 

そして更に、馬がいうこと効くような状態になったら、自分が正しいやり方に努めることはいうまでもないことです。

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