Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:15 Temperature 25.8℃ Humidity 74%  晴れ     October 6,’25(Monday)

 

今朝は、秋らしい空で晴れまして、風はありません。

馬場は、奥の水溜まりが小さくなり、外はベストです。

 

今週は、PRBCのサーキット最終戦のウイークで日曜日まで、休業ですので、ご了承下さい。

 

ライダーと馬とのコミュニケーションをして行うスポーツです。

 

このことは、今では誰もが異論のないことですが、私が2000年当時の乗馬雑誌の「乗馬ライフ」で連載した頃は、ライダーと馬とのコミュニケーションを唱えると、おかしなことをいう奴と思われたものです。

 

さて、コミュニケーションは、「緊張と緩和」で行います。

ライダーが、馬にプレッシャーを与えたとき、馬のメンタルに緊張を与え、馬がライダーの要求に応えたとき、プレッシャーをリリースして、馬のメンタルに緩和をもたらすことで、コミュニケーションを行うのが原理原則です。

もし、このとき馬がライダーの要求に応えなかったとき、プレッシャーの継続または増強して、馬が要求に応えたときにプレッシャーをリリースします。

 

馬の学習のメカニズムは、与えられているプレッシャーが、馬自身が反応したとき、リリースすれれば、自分の反応が肯定されたと理解し、更にプレッシャーが増強されれば、馬自身の反応が否定されたと理解するのです。

 

ここで重要なことは、馬が何を肯定されたり否定されたりしたと理解するかなのです。それは、プレッシャーの方向性と気勢(勢い)を理解するということなのです。

従って、人間の持ち得る概念で理解することではないのです。

 

つまり、駈歩とかスピンするとかいうことではないのです。飽くまでも、馬が持ち得る概念で学習するということです。

 

このことをライダーは、熟知する必要があるのです。

 

馬の理解は、方向性と気勢なのです。

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