Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:30 Temperature 24.9℃  Humidity 43%  晴れ  October 7,’25(Tuesday)

 

今朝は、晴れて気温も高めですが風が吹いています。

馬場は、奥の水溜まりもなくなりまして、全面ベストです。

 

我がランチには、ライダーがこんな工夫をすると良いのではないかと考えたプロジェクトがあります。

それは、「玉座」「ピーチアップ」というのがあります。

 

「玉座」は、ライダーの姿勢のことです。

騎乗しているとき、鐙に負重せずに、前傾したり後傾したりしたとき、シートで自分の体重を一番強く感じるところが、真っ直ぐに座ったところで、これが「玉座」です。

 

前傾したり後傾したりすれば、ライダーの体重が分散されるので、シートでは体重を強く感じません。

真っ直ぐ座ったときが、シートでライダーの体重を一番強く感じるところなのです。それが、馬にとってライダーを一番軽く感じるとこです。

 

つまり、「玉座」をライダーの感覚で捉えていることが重要で、持つべき姿勢を感覚的に維持することができるようになるのです。

 

「ピーチアップ」は、ウエスタンのサドルは、ドレッサージュのサドルの鐙の位置に比べで少し前についているので、腰掛け座りになりがちだといえるのです。

 

これを解消するために、ドレッサージュの姿勢をすればいいのですが、ドレッサージュの姿勢は、ライダーにとってバランスを崩しやすかったり、鐙の位置がライダーの腰から垂直に下りたところで位置するので、鐙を履くとき爪先が下がったりしてしまうリスクがあるのです。

そこで、鐙から力を抜くために、太腿をサドルから軽く浮かすようにする。

これが太腿と桃を掛け合わせた駄洒落で、太腿は英語ではサイ(Thigh)というのですが、ここでは分かりやすく果物の桃と掛け合わせています。

 

つまり、鐙をドレッサージュにように腰のラインまで引き下げるのではなく、鐙から太腿を浮かせるようにすれば、シートの全体重が負重することになるので、ドレッサージュと同様になり、馬の前進気勢を減退させることを防ぐことができるのです。

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