Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:05 Temperature 18.5℃  Humidity 65%  晴れ  November 1,’25(Saturday)

 

今朝は、晴れ暖かです。風もありません。昨日は、嵐のような雨でした。

そして、今日から3連休です。

 

馬場は、ウェット状態ですが、急速に回復するでしょう。これからハローを掛けます。

 

さて、今日は、後肢のストレッチについてお話ししたいと思います。

 

後肢は、骨盤と大腿骨が、股関節でジョイントしています。

 

股関節は、前肢と違って、回転機能を持っているので、後肢の横肢は、関節の機能としてできるのです。

股関節の可動性において前肢と異なる点は、脳から遠いという点です。

つまり、横への動きの機能を持っているのですが、脳から遠いので、ライダーのプレッシャーと後肢の動きとを関連づけることが重要なのです。

 

そしてもう一つは、フランク(脾腹)の柔軟性を養成することです。

 

サークル運動は、外方後肢がサーク軌道に対してインサイドステップして、遠心力と闘うことが必要なのです。しかし、ストレッチ運動では、内方後肢のアウトサイドステップを要求して、内方後肢の柔軟性と可動性を養成します。

 

それは、内方脚を支点にして肩の動きを固定して、内方へレインを引きます。すると馬は肩が内方脚によって動けないので、その反作用として内方後肢がアウトサイドステップすることになり、内方後肢の可動性と柔軟性を養成することができるのです。

内方後肢が動くようになったときに、内方脚を使って、内方後肢が動くことと関連づけるのです。

 

アウトサイドステップは、反対側のインサイドステップに繋がるので、柔軟性と可動性を養成すると同時に、脚と後肢の動きを関連づけます。

 

内方後肢のアウトサイドステップは、反対側のサークル走行の外方後肢のインサイドステップになり、もう一つは、内方後肢のアウトサイドステップにより、内方後肢が重心の真下へ向かうので、体重を支える役割を果たすこととなり、両前肢や外方後肢の推進力の発揮が容易にならしめるという役割も果たすのです。

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