AM 9:05 Temperature 3.4℃ Humidity 58% 晴れJanuary 10,’26(Saturday)
今朝は、少々雲が見られますが晴れて、凍結はありませんでした。
馬場は、奥の水溜まりが大分小さくなり、その回りが凍結していますが、その外はベストです。
「馬への近づき方」
人が馬へ近づくときの方法について、解説をしようと思う。
ホースマンシップの神といわれるRey Hant氏が、放牧している馬同士が、フレンドリーなときは、お互いの肩をすり寄せるような仕草を見せ、敵対しているときは、互いにお尻を向けると云っている。
馬の視覚は、広角で馬自身の首が隠している部分を除いて、その他の部分は見えていると云われているのである。そして、二つの目がそれぞれフォーカスできている。両目で一つの物を見てフォーカスする人間の目とは違って、両目で一つの物を見るのは苦手なのである。
馬は、人間の約10倍の警戒心を持っているとも云われるが、個体差もあるし、その性格も違うし、これまで育ってきた経緯によって、とてもこわがりになってしまっているものもあれば、そうでないものもいるのである。
さて、人間が馬に近づくときの鉄則は、馬に自分の存在を知らせておくことが重要である。馬の何処から近づくかと云うよりも、近づいていく自分自身の存在を何らかの方法で知らせ、そして馬が、人間が近づくことを知っていることが重要なのである。
馬の目で近づく人間を見せて、その上、馬の耳が人間の方へ向けたり顔を向けたりして、人間の近づくことを馬自身が認識している状態を、確認しておくことが大切である。
そして、馬の斜め前方から肩へゆっくりと近づくのである。このとき、人間がオドオドしたりその逆に威嚇したりするような態度をせずに、静かに堂々と近づくことが良いのである。
普段人が乗っているという前提において、人間が、馬の肩へ斜め前方から近づいたとき、特別な場合を除き、大凡3通りの馬の態度が見られる。
それは、馬が人間から遠ざかろうとする場合、人間に近づこうとする場合、そのままじっと立っている場合である。
馬が人間から遠ざかろうとした場合は、その程度にもよるが、その態度を見せた瞬間に、人間は立ち止まらなければならない。そして、一旦立ち止まった後に、2~3歩後退して馬の様子を見る。このとき、馬が遠ざかるのをやめれば、再び馬へ近づき、馬がまた遠ざかれば立ち止まり、2~3歩後退する。2歩下がって3歩近づくように繰り返して、馬へ近づきましょう。
このときに人間と馬の間合いは、エルボーの長さぐらいの間合いを取りましょう。
このエルボーの長さの間合いは、人間と馬の両方の安全性を確保する間合いなのである。
次に、人間が馬に近づこうとしたとき、馬の方から人間に近づいてくる場合、エルボーの長さまで馬が人間に近づいたとき馬が止まれば、良好である。しかし、人間にぶつかるまで近づいたときは、人間のことをなめているので、掌を掲げたり手を広げたりして、その動きを妨げて馬を静止しましょう。
この程度の人間の行動で、馬が間を置いて立ち止まればいいが、なかなか良くならないときは、音を出したり大きく手を広げたりして馬を威嚇して、一旦人間から馬が遠ざかるようになるまでする必要があります。
次に、馬がじっとそのままにしているとき、人間が近づいていくときに、耳を絞ったりその他の警戒感が強まったりするような態度がなければ、問題ないのである。しかし、じっとそのまま馬が立っていたとしても、耳を絞ったり警戒感を強めたりする態度が見られるときは、近づいてくる馬と同様、手を大きく広げたり音を出したりして馬を威嚇し、馬がその態度やめるまで行い、その態度をやめたらゆっくり近づいて、肩や首などを愛撫し、また馬から離れて近づくことを繰り返して、馬が穏やかに人を受け入れるようにしなければならないのである。
人と馬のコミュニケーションの第1歩が、人が馬に近づくことで、この鉄則は、人が馬に近づくことを、馬に認識させてから近づくことである。そして、人が馬に近づくときは、馬には第三者を受け入れやすい場所があることを知る必要があるのである。
それは、馬の肩で、その肩へ斜め前方からゆっくりと、そして堂々と落ち着いて近づくことが良いのである。

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