Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:05 Temperature 12.2℃ Humidity 71% 曇り February 24,’26(Tuesday)

 

今朝は、曇っていて冷たい微風が吹いています。予報では、気温が上がるらしいです。

 

馬場は、奥の水たまりgはなくなり、全面ベスト状態です。

 

 

抑制と誘導

 

馬の運動方向をコントロールすることに用いられる言葉に、抑制と誘導というのがある。

 

抑制とは、動きを止める力で、誘導とは誘う(いざなう)という意味である。

 

ものの動きをコントロールするには、ものの動きを誘導するということは、あり得ないのである。

 

何故なら、誘導するという言葉に匹敵する言葉として、引っ張るというものがあるが、引っ張るとは、引っ張る方向以外に動くことを妨げているので、本来誘導ではなく抑制なのである。

 

そもそも促進も抑制なのである。何故なら、例えば、ロケットや車が飛んだり走ったりするのも、グランドを押してその反発力で飛んだり走ったりできているのである。つまり、質量のあるものには位置エネルギーがあり、その位置エネルギーは、グランドへ向かって落ち込んでいく力なのである。その落ち込む力を抑制して、飛んだり走ったりしているのである。

 

宇宙でロケットが、飛行方向を修正するために、逆噴射をするのは、やはり抑制なのである。車でハンドルを切るのは、タイヤを横にしてグリップ力を増大、つまり、抑制力を大きくして、車の移動方向をコントロールしているのであり、もし氷上でハンドルを切ったとしても、氷上ではグリップ力が増大しない、つまり抑制力が働かないので、車は直進のままなのである。

 

ものが動くということは、もの重心が移動することであり、そのものを動かすには、そのものの位置エネルギー以上の力を加え、位置エネルギーの力を抑制して、ものの動きをコントロールしているのである。

 

乗馬の場合でも、同様で、馬の動きをコントロールするには、馬の推進力を抑制する以外にないのである。つまり、馬の推進力を抑制することが、馬をコントロールすることなのである。

 

従って、ライダーは、馬の推進力を感じとる必要があり、それは、運動ネルギーの方向と大きさである。運動エネルギーの大きさと方向を感じとることで、その方向にある角度の抑制力を加えることで、その反発力の向く方向が、ライダーの要求する運動方向になるようにしなければならないのである。

 

多くの初心者のミスは、レインを引くことで、馬の動きをコントロールしようとしてしまうことなのである。馬は、首などの曲がるので、レインを引くことで馬体の屈曲が起きて、抑制力は働くものの、要求するところの反射角を得ることができずに、上手く馬をコントロールすることができないのである。

 

ライダーは、馬の運動エネルギーの大きさと方向を感じとる必要があり、感じとった運動エネルギーの大きさと方向に応じて、必要な角度の抑制力を効かせることで、馬をコントロールしなければならないのである。

 

例えば、サークルであれば、馬の直進性をレインや脚で抑制して、直進性を妨げることで、サークルの軌道を確保するのである。

 

曲線運動から直進運動へ切り替える場合でも、外方の前後肢のステップの方向が内方へ向いているのをレインと外方脚で抑制し、より外方へ向くようにすることで、直進軌道を確保するのである。

 

 

馬の動きをコントロールするには、推進力を抑制することでできることなのである。

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