Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

未分類

AM 9:15 Temperature 18.2℃ Humidity Hi  晴れ   October 27,’25(Monday)

 

今朝は、今し方晴れてきまして、久々にお日様を拝むことができました。

今年は、紫蘇と唐辛子が豊作で、紫蘇は大きくなっても葉が柔らかく、紫蘇味噌を作りまして、唐辛子も今になって勢いを増して、これからいっぱい青唐辛子が取れそうで、既に2度ほど唐辛子味噌を作りました。

 

馬場は、全面水が浮いていますが、今日中には水が引くことと思います。

 

乗馬というより馬術を展開するためには、ライダーのフィールがなによりも重要な要因なのです。

脚や姿勢よりも、比べようもなくフィールが重要なのです。

 

しかし、多くの乗馬愛好家は、姿勢や脚のことに重きをおいてしまっているのです。

 

最も大きな問題は、乗馬の入り口で教えられることが姿勢と脚なので、ライダーのフィールがおざなりになって、ブリティッシュで始めたライダーの多くは、フィールを失ってしまっているのです。

 

従って、ライダーのフィール(感覚)の養成に、意識を向けるまでに多くの時間を費やすことになっているのです。

 

フィールの養成に邪魔するものは、視覚なのです。

 

何故、視覚がフィールの養成の邪魔になるのかといいますのは、視覚と大脳が連携しやすいからなのです。

視覚を脳が認知すると、直ちに大脳が働くために、感覚統合が機能しづらくなってしまうのです。

 

因みに感覚統合は、感覚情報を小脳が運動神経と連結することで、視覚を認知すると大脳が作動しやすいので、感覚統合の遮断が起きてしまうのです。

 

我々動物は、バケツを持ち上げるのに、大脳は持ち上げようと思うだけで、手で感じる重さに対応して力を入れて持ち上げますが、手に感じる重さに対応するように、力を加減することに大脳は関与しないのです。

 

従って、馬とコミュニケーションするのに、マクロとして大脳が考えて、手足を使ったとき重かったり硬かったりという感覚情報を感知します。これを視覚ではなく接触感を捉えれば、ほぼ自動的に運動神経が連動するのに、視覚を捉えてしまうと、大脳が作動しててしまい、感覚統合が遮断されてしまうのです。

すると、ライダーと馬とのコミュニケーションに齟齬が生まれてしまうのです。

 

これをお読みなっている皆さん、このことを軽く考えずに、感覚の養成が重要なのだと思って上達を期して下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました