AM 9:10 Temperature 10.4 Humidity Hi 曇り December 3,’25(Wednesday)
今朝は、今にも雨が降り出しそうな空模様ですが、徐々に晴れるような予報です。
馬場は、ベストコンディションです。
リスク管理
人が馬に近づこうとしたとき、耳を伏せたり、尻を向けたりした場合は、噛みにきたり、蹴りにきたりする畏れがあるので、注意しなくてはならない。
もし、馬がこのような仕草をした場合は、自分の姿を大きく見せるように、両手を広げたり、壁や手を叩いて威嚇したりして、リアルタイムに馬を叱り、これを矯正するように努めなくてはならないのである。
馬に対して、人に対するマナーを躾けることは、とても重要なことなのである。
このためには、人と馬との間合いが大切で、馬が人に近づいても一定の間合いを取って立ち止まるようにすることがとても重要なことなのである。
子馬が、興味本位に口で啄むことがあるが、人の袖口や衣服などを啄んだとき、必ず叱って止めさせるようにすることが大切で、そのままにしておくと、成馬に成長したときは、噛む馬にしてしまうことになりかねないのである。
馬に接する人は、全て馬にマナーを指導するという意識を持っていることが大切で、馬がマナーを守り、人がこれに指導者として厳格であることが、当たり前になる社会を構築したいものである。そうした社会であれば、馬に優しくしても、人も馬も安全な関係を作れるのである。
繋ぎ場や洗い場への誘導
馬を、繋ぎ場や洗い場や馬運車など特定の場所へ誘導する場合は、リーディングするときのように、人に従ってついてくるようにしなくはならない。
馬がスムースに特定に場所に入ってこなかった場合は、馬が立ち止まったところで無理強いしてはならないのである。
立ち止まったところから10M位離れたところまで馬を連れて行き、そこで少しプレッシャーをかけてロンジングする。そして、再び誘導する。再び立ち止まれば、これを数回繰り返すと、立ち止まったところより数歩前に歩を進めるようになり、再度立ち止まる。
再び、そこから10M位離れて、プレッシャーをかけてロンジングすることを繰り返すようにすると、馬はその場所へ入るようになるのである。
これは、こっちの水は甘く、あっちの水は辛いというシステムといえるものである。
更には、ここで馬が誘導されるようになったからといって、このことを止めずに、馬が全く躊躇することなく特定の場所へ入るようになってから、このトレーニングを終わるようにすることが大切なのである

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