AM 8:50 Temperature 2.2℃ Humidity 43% 快晴 January 30,’26(Friday)
今朝は、バケツと鉢が凍結して、雲一つなく晴れて、肌を刺すような微風があります。
馬場は、少々乾燥してきています。
プレッシャーの馬体との接触点
ライダーが馬に与えるプレッシャーは、馬とのコミュニケーションの言語なのである。
ライダーと馬とのコミュニケーションの前戦は、ライダーが馬に与えるプレッシャーの馬体との接触点で、そこに現れる馬の反応をライダーが感じとることで、馬のメンタルやフィジカルの状況を知ることとになり、ライダーが更に馬に送るべき言語が決まるのである。このようなやり取りで、ライダーと馬とのコミュニケーションが成立するのである。
ライダーが馬に対して、駈歩を要求するために、脚でプレッシャーを与えたとき、馬が駈歩をすることで、ライダーは馬とのコミュニケーションが取れたと認識する。
ライダーのこの認識は、決定的な間違いで、人間の概念として駈歩を認識しているものの、馬には駈歩という概念がないのである。つまり、ライダーが馬に対して与えているプレッシャーによって、駈歩を要求しているという認識が間違っているのである。
ライダーが馬とコミュニケーションする場合、用いる言語は、馬に通じるものでなければならない。つまり、ライダーは、馬が持ちうる概念を理解して、その概念を以て使用する言語を選択し、馬とのコミュニケーションをしなくてはならないのである。
馬が持っている概念は、運動の方向性とスピードなのである。従って、ライダーは、馬とのコミュニケーションでは、運動の方向性とスピードという概念を以て、なさなければならないのである。
以上のような理由により、ライダーは脚で馬にプレッシャーを掛けるとき、駈歩を要求するのではなくて、右から左または左から右へある気勢を以てステップすることを要求すると考えなくてはならないのである。そして、その要求に適った気勢を以て要求するステップの方向を馬が反応したときは、馬はライダーの要求に応えたことになるのである。そして、その要求と違った反応を馬がしたときは、馬がミスを犯したこととなり、これを修正しなくてはならないのである。
ところが、ライダーが持っている概念のまま駈歩を要求しているという認識では、馬がプレッシャーの要求するところの気勢とステップの方向の反応をしても、ライダーは馬がいうことを聞いていないと判断して、プレッシャーを強めたり修正したりすれば、馬が混乱してしまうこととなるのである。
ライダーは、馬とコミュニケーションをする場合、先ず馬が持つ概念を理解し、コミュニケーションに要する言語を用いることに、努めなくてはならないのである。
更に、ライダーが馬に与えるプレッシャーの馬体との接触点に意識を傾けて、そこで馬の反応を感じとらなくてはならないのである。何故なら、馬はプレッシャーの接触点において反応をするからなのである。
ライダーは、馬の反応を、プレッシャーの馬体との接触点における接触感を以て、感じとらなくてはなりません。
ライダーが接触感を認識するためには、プレッシャーの馬体との接触点に意識を傾注しなくてはできないのである。
意識は、感覚情報に対するレーダーなので、意識を向けたところからの感触を認識するのであり、意識を向けていない方向からの感触は、認識しないのである。
従って、ライダーは、馬に対して与えるプレッシャーの馬体との接触点に、絶えず意識を傾ける必要があるのである。意識を傾ければ、そこに現れる馬の反応を即座に感じ取ることができて、コミュニケーションを成立させることができるからなのである。


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