Arena Condition

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AM 9:30 Temperature 13℃  Humidity 56%  晴れ  December 24,’21(Friday)

 今朝は、薄雲を刷毛で引いたような空模様で、三波春夫の「大利根無情」という曲があって、そこの一節で、「江戸へ江戸へ一刷毛茜雲」を思い出します。風もなくとても暖かで穏やかな朝です。

 馬場は、ベストコンディションで、一部のウェットなところもとても小さくなって、凍結しているところもありません。

 明日からの週末は、良いコンディションで過ごせそうです。

 年末ととても穏やかに過ごせていて、馬のトレーニングも順調です。

 悩みは、ノンプロの方が、プレッシャーの接触点に意識を傾注できないことで、どうしても視覚に囚われ、視覚に意識が向い大脳で判断することから抜け出ることができません。
 この問題点は、馬が良くなっていないという自覚がありながら、自分が接触点に意識を向けていると思い込んでいるということなのです。この思い込みから脱却すれば良いだけのことなのに、抜け出ようとしないことなのです。

 右リードの駈歩を出せないのは、左脚で馬体をプッシュすることができていないのに、肢に力を入れているからやっていると思い込み、やっているのにできないと悲観するのです。しかし、落ち着いて左肢で馬体を触った感じがしているのかどうかと意識すると、できてしまうのです。

 人の自覚認識は、手肢を動かそうと思って筋肉を作動させることで、認識してしまうのですが、実際は手肢を動かす目的があって、その目的が叶ったかどうかが問題なのに、手肢を動かしたかどうかではなく、客体にどうのように接触したかどうかが問題なので、その接触感を以て自覚認識するようでなくてはならないのです。

 そこで、馬に乗った時に目的は、「首を曲げる」ことではなく、「柔らかくする」ことなのです。「柔らかい」ということは接触感なのです。従って、接触点の感触を意識しなくてはできないことなのです。

 何回このことを訴えれば、皆さんに通じるのでしょうか。

 自分の思い込みから、2021年の最後の締めくくりとして、抜け出ましょう。

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