Arena Condition

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AM 8:15 Temperature 28.5℃  Humidity 87%  晴れ  September 19,’22(Monday)

 今朝は、予報では曇りだったのですが、穏やかに晴れました。気温も、30℃を超えそうです。

 今日は、敬老の日です。

 馬場は、W状態です。大雨の後は、水引が早いのです。

 ものが動くとは、ものの重心が動くということで、ものが動くことは、二つの作用があったときで、一つは、ものが高いところから落ちる現象で、ものの位置エネルギーが運動エネルギーの変換することです。
 もう一つは、支点と作用点の2点間において、二つの力が働いたときに起きる現象なのです。
 
 バケツを引っ張る場合、床に踏ん張って、バケツを引っ張ります。

 バケツが静止しているときは、バケツを支えている支持力がバケツの重量と同量です。そして、バケツを引っ張った場合、バケツの重量を超える力で引っ張ればバケツが動きます。それは、バケツが静止しているときに支持力を越える力で引っ張ることで、バケツは動くのです。
 支持力を増減するか重量を増減するかして、重量が支持力を越えたときにものが動き、支持力が重量を下回ったときにものが動くのです。

 馬をバックアップさせる場合、ライダーはレインを引きます。

 するとライダーは、レインを引いたから馬がバックアップしていると思うのですが、これは間違いなのです。

 レインを引くことで、馬の頭が馬の重心に近づきます。すると重心が後方へ移動して、同時に馬の4肢の位置が重心へ近づくので、支持力が減退します。つまり、後退しやすい状態を形成することになっているのです。
 しかし、レインをいくら引いても、支持力を重量以下にすることは不可能なのです。そこで、馬が4肢の踏ん張りをやめて、支持力をより低下させることがあって初めて馬はバックアップしているのです。

 ライダーは、バックアップしているときは、レインを引くことでバックアップしていると思う反面、前進するとき、レインを引くことで前進するとは思っていません。
 レインを引くことで、馬体の支持力を低下させることはできても、馬を前進させることはできないと思っているのです。レインを引くのは、少なくても馬の頭を後方へ向く力を加えているので、馬が前進することには結びつかないので、レインを引くことで馬を前進させようとは思わないのです。

 しかし、レインを引くことで、馬の支持力を低下させることはできるのですから、始動するために、馬が肢の踏ん張りをやめれば、馬は前進するのです。

 馬が、前進するにしても後退するにしても、支持力の低下と馬体重と筋力の合計が増幅して 合計重量>支持力
の相対関係が成立したときに、馬が動くことになるのです。

 因みに、支持点が重心に近づくことで、支持力が低下し、真下に位置することで、ものの重量と支持力が一致します。この逆に。重心から支持点が遠ざかれば支持力が増幅します。
 三角形の図をイメージして頂ければ理解できると思います。

 三角形の底辺の長さが支持力を現していて、底辺が短くなれば支持力が低下して、長くなれば増幅します。また、三角形の頂点を左右へ動かせば、左右どちらかへ動かすことで、底辺の長さが減少します。底辺の長さが減少すると、支持力が低下するのです。

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