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AM 9:10  Temperature 15.4℃  Humidity 74%  曇り  April 2,’23(Sunday)

 

今朝は、曇っていて、昨日は、初夏の陽気でしたが、今日は春の陽気で、昨日より少し気温が低めです。

馬場は、昨夜少し雨がったようですが、一部の除いてベストです。

金曜日の夜に閃きがあって、昨日をそれを試してみたら、大変効果がありました。

それは、力の方向性のことで、垂直方向と水平方向とがありますが、極論すると地球上には垂直方向しか存在せず、水平方向は、垂直方向のズレによって生じているに過ぎないのではないかということです。

支点と作用点の2点の力の方向がずれていることで、水平方向の力が生じるということです。

水平方向の力を加えようとすると、力を発生するものの質量以上に発揮することはできないということです。例えば、綱引きをイメージしてもらうと、その人の体重がグランドにあって、その体重以上に水平方向の力を発生することできないのである。

その人が体重100kgあるとすると、綱引きの対象の体重が150kgあれば、100kgの人は150kgの人に引き寄せられてしまうのである。

しかし、垂直方向の力は、重量挙げのイメージで、100kgの体重の人が150kgの重量を持ち上げることはできるのである。

綱引きであっても、体重100kgの人の足下に支え棒があれば、それを支えとして150kg人の引き寄せることはできるが、これは垂直方向の力になったということなのである。

そこで、馬に水平方向(横方向)の力を加えたいときに、多くのライダーは、横からレインを引いたり脚を使おうとするが、このレインや脚の力は、垂直方向と水平方向の力に分散されて、もどかしく感じるはずのである。これを、レインは真上にすると、シートのは真下へ力が発生して、回転モーメントが発生するのである、レインとシートの力を左右へずらすことで、水平方向の力が発生するので、馬は横方向に馬体を曲げるのである。

このようにすることで、ライダーが横方向の力を加えようとするときのもどかしさがなくなり、手応えがしっかりしたものとして感じ取れるのである。

そして、効果は絶大になるのである。

 

 

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