AM 9:10 Temperature 25.8℃ Humidity 57% 晴れ May 21,’24(Tuesday)
今朝は、真夏の陽気で、暑くなりそうです。
馬場は、水が引きましたので、今日の陽気で一気に回復することでしょう。これから、ハローを掛けます。
さて、今日は、このところ馬のトレーニングについて書いていましたので、今日は、初心者向けに書きます。本来は、これは乗馬の根本なのです。
日本の乗馬の大半は、ライダーが馬を推進するには、脚だといいます。しかし、これは間違いなのです。 脚の力で馬が動くということは、力学では不可能で、日本の乗馬が、世界に遅れている元凶だと思います。
ライダーが、馬を推進するのは、脚ではありません。
ライダーが馬を推進するには、ライダーが馬に対して、主導権を握ることが前提になってできることなのです。
ライダーが、馬に対して主導権を握るには、矛盾によってできることなのです。馬は首を振ることで、重心移動して運動するのがナチュラルなムーヴメントなのです。そこで、首の動きを制限するためにレインで頭をホールドし、動き難い状態を作り、その上で、脚や鞭で刺激を与えて一歩馬が動いたとき、レインをリリースして、プレッシャーを解放します。
すると、この矛盾によって、馬のメンタルにおいてライダーの存在が大きくなり、このことによって、馬はライダーによって動かされたと認識するので、ライダーが馬に対して主導権を握ることとなるのです。
ライダーが馬に対して主導権を握っている前提で、ライダーが脚やレインを操作し、馬を動かしたり、その動きをコントロールしたりすることが可能になるのです。
このシステムによって、乗馬が成立していることを、乗馬界が理解しなくては、日本の乗馬が発展することはありません。
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