AM 9:20 Temperature 18.7℃ Humidity 87% 霧雨 May 29,’24(Wednesday)
今朝は、霧雨が頬に冷たく当たっていますが、徐々に晴れてくる予報になっています。
馬場は、VW状態です。
初心者にとって、馬に上手く乗れない原因は、バランスが悪いということではなく、推進できないことなのです。
初心者が、馬を推進できれば、馬は抵抗なくいうことを効くようになるのです。
それでは、初心者が馬を推進できるようになるためには、何が必要かという問題になります。
一般的世の中では、脚が上手に使えることだということになっていまして、インストラクターは、初心者にキャク・キャク・キャクと連呼しているのが現状なのです。
初心者が馬を推進できるためというより、ライダーが馬を推進できるようになるためには、ライダーが馬に対して主導権を握ることなのです。
そして、馬に対してライダーが主導権を握るためには、様々なやり方があります。従って、一般の乗馬クラブでは、ライダーが乗馬をやっている間に、徐々に主導権を握れるようになるのを待っているだけなのです。その間、インストラクターは、無意味なキャクの連呼をしているだけなのです。
ライダーが馬に対して主導権を握れるようになるには、様々な方法が考えられるが、端的に言えば矛盾によって形成されるということがあります。このことが一つの方法でしかありませんが、これは初心者にとって、容易でシンプルな方法なのです。
その矛盾とは、馬の頭の上下動を抑制すれば、馬は動きづらくなります。レインをホールドして、頭の上下動を拘束して、その上で脚を刺激的にドンと入れます。馬が一歩前進したとき、ホールドしていたレインをリリースします。すると、馬は、動き難いのに動かされたというメンタルになり、それは、馬のメンタルに、ライダーの存在感が大きくなるのです。存在感が大きくなるということは、ライダーが馬に対して主導権を握ることになるのです。
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