Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:45 Temperature 30.7℃ Humidity 71% 晴れ  September 2,’24(Monday)

 

今朝は、夏の雲がありますが、晴れています。この時刻で30℃を超えていますので、夏が戻ってきたような陽気です。

馬場は、奥に水溜まりがありますが、その他は水が引いていますので、ハローを掛けたいと思っています。今日中には良いコンディションになることでしょう。

 

ライダーは、馬に対してプレッシャーを掛けたとき、馬の反応をその接触点で、ウッとかギュッとかスーッとかというように感じています。それを、上手くいかないとかできないとか難しいとかと大脳が翻訳してしまいます。

翻訳するとは、大脳が介入するということなので、考えてしまっていることになるのです。

大脳が介入することがいけないのです。

何故なら、我々人間が、ペットボトルの蓋を開けたり、バケツを持ち上げたりする日常の運動は、ペットボトルの蓋を開けようとか、バケツを持ち上げようとかは大脳が考えたことなのですが、行動に移行した段階では、大脳の介入はありません。感じている抵抗力に対応した力の加減を感覚統合によって、目的を遂げているのです。

これが、運動のメカニズムなのです。

我々が身体を動かすとき、マクロとしての目的に応じた行動を行おうと大脳が考えますが、一旦行動に移行するとほぼ大脳の介入はないのです。

感覚情報を小脳で受け止め、運動神経とその情報とを関連づけることを小脳が行って、目的を遂げているのです。もし、行動に移行してから、大脳が介入すれば、感覚統合の感覚情報と運動神経の連携が遮断されるので、運動そのものが上手くいかないのです。

従って、プレッシャーを掛けている馬体との接点で、感じる感覚を擬音のままにし、日本語に翻訳しないことが重要なのです。

擬音のままにすると、大脳の介入を防ぐことができるので、感覚統合が機能します。

感覚統合が機能しても、上手くいかないこともありますが、気にせずにこれを継続することで必ず上手くいくようになります。困ったからといって、大脳の介入をさせないようにしなくてはなりません。

感じたものに、人間が反応するようにすることが大切なのです。

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