Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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今朝は、小雨が降っていて、一日中雨が降る予報になっています。

馬場は、今のところLW状態です。

 

乗馬プログラムは、「ライダーは全て調教師」という考え方で、必要になるものなのです。

全国の乗馬クラブの99%は、「ライダーを上達させる」という考え方で、営業しているので、乗馬プログラムを持っている人はほぼありません。

しかし、馬に乗るということは、ライダーのいうことを馬が効くという前提で成り立つもので、これを否定できる人はいないはずなのです。

従って、馬がライダーのいうことを効くには、どんな訓練が必要なのかということになります。訓練ができている馬であってもなくても、ライダーの乗り方で次第で、その調教は上書きされるので、ライダーの馬の調教について知らなければ、上書きが正しくない場合が起きてしまいます。

もし、悪い上書きをすれば、馬の興奮や抵抗や反抗が生まれてしまうのです。しかし、悪い上書きをしたとしても、ライダー自身がしたという認識がなければ、馬の興奮や抵抗や反抗が何故起きたのかを知る術がないのです。

「ライダーは全て調教師」という考え方があれば、不都合が起きたとき、その要因が分からなくても、その要因に自分が関わっていると思うことができるのです。

自分がその要因の一端を担って、馬の興奮や抵抗や反抗を作ってしまったと思えば、自分の辿ったライディングを遡って、分析することができるのです。

99%の乗馬クラブが行っている「ライダーを上達させる」というのは、実際は、駄目出しをしているのが現状で、教えているのは、「姿勢と脚と手綱の持ち方」なのです。

そして、成果は、全くありません。

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