Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 8:55 Temperature 1.0℃ Humidity 67% 快晴  January 5,’25(Sunday)

 

今朝は、とても冷え込み、気温が1℃です。昨夜は、よく晴れ放射冷却で、冷えました、水道の蛇口を除きバケツも鉢も凍結しました。

馬場は、ドライ状態です。

 

日本人の乗馬は、「正しいことの呪縛に縛られている」もので、素晴らしいライディングは、永久にできません。

乗馬は、ライダーが馬に対しリーダーシップ発揮することで成立するものです。つまり、ライダーが馬に対して主導権を握らないと、馬を動かすこともできなければ、その動きをコントロールすることもできないからです。

 

日本人の幼稚さは、「正しいこと」を行えば、みんながついてくると考えていることで、正しいからといってリーダーになれるわけでもなければ、正しいことをやっているからといって、誰もがリーダーと認めるわけではないということです。

 

暴力団のボスは、自分が正義を行っているという自覚はなく、むしろ悪いことをやっているという自覚を持っています。従って、先ず、リーダーとして、腕力や権力を握ろうとします。権力を握ってから、自分のやりたいことをやって、子分達を動かすのです。

 

ライダーは、我が儘に馬に乗ろうとしたり、自分の思いのままに馬をコントロールしたりしたいと思うことが必要なのです。

 

やろうとしていることが正しいことではなくて、自分の我が儘なのだという意識を持てば、上手くいかないとき、直ちにリーダーシップが発揮されていないと思うのです。

 

私は、正しいことをやっているのに、馬が従ってくれないなどという幼稚な考えでは、馬がいうことを聞くわけがないのです。

自分の我が儘だと思いさえすれば、馬がいうことを聞かなければ、自分の主導権が弱いのだと即断します。

 

ライダーは、先ず主導権を馬に対して握ることが最優先なのです。主導権を握っている環境で、馬をコントロールしようとしなければ、馬は思い通りにはならないのです。

 

人間社会でも、先ず覇権を握ってから、主張をしなくては、人は動きません、自分が正しいことを言ったりやったりすれば、人はついてくるとか理解されるとかいうのは、幼稚で、ままごと遊びの理屈なのです。

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