AM 8:50 Temperature 8.2℃ Humidity 82% 曇り January 21,’25(Tuesday)
今朝は、曇っていますが日射しもあり、とても暖かかです。
馬場は、適度な湿り気あがって、ベストコンディションです。
多くのライダーは、手と脚のコンビネーションが中々できません。
このことは、ブリティッシュとウエスタンに関わらずできない人が多くいます。
特にウエスタンのライダーは、ルーズレインというのがあって、馬のメンタルを活用するということがあるので、複雑に思えてしまうのでしょう。
誤解の無いようにいっておきますが、馬のメンタルは、ブリティッシュでも考えないということはありません。
一旦、馬のメンタルを横において、考えることにしましょう。
手と脚は、作用点と支点との関係なので、どちらか片方で成立しないのです。手を使えば脚、脚を使えば手というように、しなければならないのです。
もし、手を使っているとき、脚を考えなければ、手の作用に対する支点が何処かになってしまうのです。何処かに支点がなれば、作用点である手の作用は、効果的に働くことができないのです。脚の場合も同様で、支点を考えずに脚を使えば、何処かが支点となってしまいます。すると脚の効用は思うようにはならないのです。
地上で手を使えば、支点を意識せずとも、手が効率的に作用するように、支点が自動的に位置します。しかし、馬上では、ライダーがバランスを取って馬に跨っているために、作用点の作用が効率の良いところに、自動的に支点が位置しないのです。
つまり、手を使ったとき、ライダー自身のバランスが崩れないところに支点が位置してしまって、手の作用の効率の良いところに支点が自動的に位置しないのです。
従って、手や脚が都合良く働けるように、意識的に支点を位置させるようにしないとならないのです。
つまり、手や脚を使ったとき、ライダーのバランスのために支点が自動的に位置するのを拒まなければならないのです。そして、手や脚の作用が上手くいくような支点を意識的に位置させるようにしなければ、手や脚を上手く使えるようにはならないのです。
更にその上で、手や脚の作用を馬に学習させるために、掛けていた手や脚のプレッシャーをリリースする必要があるのです。更にいえば、プレッシャーを掛ける前に、最終的に行う合図を最初に行い、その後に手や脚のプレッシャーを掛けて、馬が反応したら、そのプレッシャーをリリースするようにすることが重要なのです。
すると、合図をすれば、プレッシャーを掛けずに馬が反応するようになり、ルーズレインが成立するのです。
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