AM 9:00 Temperature 17.2℃ Humidity 70% 晴れ March 25,’25(Tuesday)
今朝は、晴れて気温が高く風はありません。昨夜半に雷雨があり、一時滝のような土砂降りでした。
馬場は、全面水は引きしたが、ウェット状態です。今日は、気温が高いので急速に回復すると思います。
乗馬において、馬を動かすと動かさないということがありますが。
馬を動かすということを考えてみたいと思います。
馬を動かすということは、ライダーの手によって、馬を動かすということなのです。
物理的には、不可能なことなのですが。ライダーが主導権を握っているという前提において、馬を動かすことなのです。
そこで、内方へレインを引き、このとき内方の脚で馬の肩が動かないようにします。只、内方脚を馬のショルダーに当てていたところで、肩を動かさないようにはできません。
肩を動かさないようにするには、内方の脚のところを支点にしてレインを引くということなのです。
それでもできないと思います。
内方脚とライダー自身の肩、そして腕の関節までをロック(固定)します。そのうえで、内方脚自身を回転させるようにしてレインを引きます。すると内方脚で馬の肩を動かさないようにすることができるのです。そのうえで、馬の頭をレインで引けるのです。
すると、馬の頭を内方へレインを引き、その力の反作用として、馬の肩から後ろが外方へ押し出されるように動くのです。
このことが、馬を動かすということで、馬にとっては、ライダーに動かされたということになるのです。
しかし、内方脚で馬の肩のところに当てただけでは、他のところが支点になって、馬の肩は、レインを内方に引かれることで、内方へ動いてしまうのです。
これでは、馬体のストレッチが起きないので、馬が柔らかくならないのです。
レインを引くときは、それなりに目的があるので、その目的に応じて支点を定める技術がライダーの備わっていなければ、その目的は、達せられないのです。
作用点は、意図的に行うことなので、その意にそぐわなくなるということはあり得ないが、支点は、意図的にコントロールするということがなく、人間にその技量が備わっていないのです。
従って、その技量を身につける必要があるのです。
地上では、目的を遂げようとすれば、勝手に支点が生まれて、その目的が達成できるのですが、馬上ではそうは行かないのです。
何故なのでしょう。
馬体という物体上に作用点と支点が存在するからで、地上では、作用点と支点の位置が別の物体上にあるので、目的を達成させるために力を入れると、作用点と支点の距離が変わるので、自然に支点のことも把握できてしまうのです。
レインを内方へ引くとき、支点とする内方の馬の肩と馬の頭の距離を変えようと思えば、ライダーの体をロックせずとも、支点を思いのままに位置づけることができるのかも知れません。
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