AM 8:50 Temperature 9.6℃ Humidity 69% 晴れ March 30,’25(Sunday)
今朝は、風もなく晴れて、とても穏やかです。霞みがかっています。
馬場は、全面水が浮いた状態です。シトシト降った雨は、なかなか水が引きません。
馬が外形的に、大人しいが身持ち悪さを感じるものと、暴れそうだが、気持ち悪さを感じないものとがあると私は思います。
つまり、ライダーに、暴れん坊だから不安を感じさせるものと、大人しそうだが不安を感じさせるものとがあると思うのです。
ライダーを不安にする要因と安心させる要因があり、それは、外形的に見えるものとは、食い違いがあるのではないかと思うのです。
人がバケツを持ち上げるとき、腕でバケツを持ち上げるために足を踏ん張ります。
このとき、バケツを上に持ち上げ、床は下に押し下げます。これを左側面から俯瞰すると、右回転モーメントが働いています。
つまり、この右回転の輪線の中に、バケツも床も位置しているのです。そして、この輪線は、楕円となります。
もし、このときバケツがとても重いと感じると、人は、足場をバケツに近づけて、右回転モーメントの輪線による楕円の幅を狭くします。楕円の横幅を狭くすることで、力のロスを小さくすることができることと入れる力を大きくすることもできるので、重いバケツを持ち上げることができるのです。
さて、ライダーが不安を感じる馬の場合は、両手でレインを上に挙げようとしたとき、鐙またはシートを支点にするので、何れにしても馬の背中を押し下げます。
つまり、バケツのときと同じように、左側面から俯瞰すると、右回転モーメント作って力を入れます。
このとき、馬の背が反ると、馬の頭と後肢は、この右回転モーメントの輪線から外側に外れてしまうのです。
ところが、馬の背が反らずに、後肢が踏み込むと、馬の頭と後肢がこの右回転モーメントの輪線上に位置して、輪線の外に出ない場合とがあるのである。
この二つの要因が、ライダーを安心させたり不安にさせたりする原因なのではないだろうかと考えています。
つまり、ライダーがレイン操作したとき、ライダーの作る回転モーメントに、馬体がコントロールされるように、右回転モーメントの輪線に馬の頭と後肢が位置すれば、多少馬が暴れようと、ライダーの行使するコントロールの範疇に馬がいることを感じるので、不安を感じないのであり、馬の頭と後肢が、ライダーが作る右回転モーメントの輪線から外れていると、馬が大人しくしていても、ライダーが馬をコントロールできそうにないと感じてしまうので、気持ち悪さを感じるのではないでしょうか。
従って、新馬や訓練の未熟な馬を、ライダーが安心して乗れるようにするには、ライダーがレイン操作をしたときに作る右回転モーメントの輪線に、馬の頭と後肢が位置するようにすればいいということになるのです。
このために、馬体にストレッチ運動を施して、馬のショルダーと後駆の柔軟性と可動性、養成することで、レインを上にピックアップしたとき、馬の背が反ることなく、後肢が前に引き込まれるようにすれば、ライダーを不安にしない馬に、成長させることができるのです。
この結果、馬は、外形的にも大人しく見えるようにもなるのです。
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