Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

未分類

AM 9:15 Temperature 24.4℃  Humidity Hi   曇り時々雨  August 1,’25(Friday)

 

今日から8月です。台風の影響で、雨雨な空模様です。

馬場は、表面がしっとりした感じですが、ちょっと足を踏み入れれば、真っ白な砂が出てきます。

 

馬のフレームワーク(姿勢形成)は、ライダーの強制力によってできることなのです。つまり、物理的力によって、馬体を曲げることができるということです。しかし、馬体を曲げることと馬が動くことに関係性が全くないのです。

 

ブリティッシュ・ウエスタンを問わず、収縮があります。

 

収縮というと、馬体がアコーディヨンのように伸び縮みするようにイメージされますが、成馬は、水平方向も垂直方向も脊椎は曲がりません。

 

収縮は英語では、Collectionといいます。直訳すれば集めるという意味です。

 

球体は、理論的には一点で支えている物体で、何処が支点になっても、重心の真下になるのが球体なのです。

 

球体は、重心の真下に支点があるので、支点は、球体の重量と同じ力で支えているわけですが、テーブルであれば、重心の真下に足があるわけではないので、テーブルの重量より大きな力で支えているわけです。

 

従って、テーブルは、動き難いので安定しているというわけです。これに比べて、球体は、理論的には指一本で動かすことができるのです。

 

収縮の目的は、500kg前後ある馬を容易に動けるようにする為にあるのです。

従って、騎乗しているライダーの姿勢によって、馬は容易に動けるような状態が収縮なのです。

 

そして、収縮は、第4肋骨付近にある重心の真下に4肢を集めることなのです。

 

馬体の支点となる4肢の位置を重心の近づけることで、支点の力を最小値にすることなので、最も小さい力で支えているのが収縮で、収縮を形成できることで、馬は最小値の力で動くことができるということなのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました