Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:05 Temperature 28.3℃ Humidity 56%  晴れ      September 26,’25(Friday)

 

今朝は、秋空が広がって、気温も高めです。

馬場は、水溜まりもなくなってベストコンディションです。

 

さて、馬の姿勢形成は、ライダーが強制力を以てできることで、推進することはできませんが、馬体上に作用点と支点の二つの力を作用させて、回転モーメントを作って、内方姿勢や屈撓や収縮などを作ることができます。

 

作用点と支点を連携させるためには、支点をライダーの思惑通りのところへ置くことが必要です。

地上では、支点を人が意識しなくても有効なところへ置くことができますが、馬上ではできませんので、何らかの工夫をしないとできません。

 

従って、支点をライダーの思惑通りにするためには、「の」と「感覚」が必要なのです。

 

「の」は、作用点の力を何処へ引くかで、例えば、外方脚を支点にする場合は、外方脚「の」外とか内とかのように、外方脚の外へ向かってレインを引くというようにするということです。

この場合、外方脚「の」と、その外へレインを引くということにすると、外方脚が支点になるのです。

 

「感覚」は、例えば、左右のレインの長さを均等にする場合、左右のレインハンドでビットでプレッシャーをかけたときの圧力を、均等にする感覚が必要だということです。

ライダーが、意識をレインを持つ手に向ければ、自動的にハミの圧力を感じることができるので、左右の圧力が均等でなければ、これを認知して、均等にすることができるのです。

 

馬の姿勢形成するために、「の」で支点を明確にして、「感覚」は、レインプレッシャーによる圧力を認知できて、正確にプレッシャーをかけることができるということです。

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