AM 8:55 Temperature 24.1℃ Humidity 61% 晴れ October 3,’25(Friday)
今朝は、思ったより暑くて、風はありません。
馬場は、奥に水溜まりがありますが、外はLW状態まで回復しています。
来週木曜日から日曜日までの4日間、2025年の最終戦の競技会があります。
さて、馬のムーヴメントには、メカニカルムーヴメントとテクニカルムーヴメントの二つがあります。
メカニカルムーヴメントとは、重心移動が起きて、これに伴ってステップする運動のことです。
馬は、頭を上下動させて、重心移動をしています。
このムーヴメントは、肢の筋力を軽減する運動で、放牧場で馬がリラックスしている状態で歩くとき、最初の数歩は肢の筋力を行使していますが、その後は全く肢の筋肉を使っていないそうです。
従って、省エネの運動ですので、長距離走っても疲労しにくいのです。これは、重力による運動で、惰性的運動になり、省エネながら制動性が低い運動ともいえるのです。
馬の重心は、第4肋骨にあるので、前肢に60%、後肢に40%の体重配分で立っており、メカニカルムーヴメントに適している骨格構造を持っているのです。
また、前駆を起揚し重心を後方に移行させ(バランスバック)たり、後肢を重心の近くまで踏み込ませたりして、後駆の筋力を行使して動くテクニカルムーヴメントができます。
テクニカルムーヴメントは、動力の運動なので、エネルギーの消耗は比較的大きく制動性がい高い運動ともいえるのです。
レイニングのスピンやスライディングストップのアプローチであるランダウンは、典型的なテクニカルムーヴメントなのです。
コメント