Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:05 Temperature 22.9℃ Humidity 70%  晴れ    October 8,’25(Wednesday)

 

今朝は、気温が低めでしたが、徐々に暑くなるようです。風は、ありません。

馬場は、ベストコンディションです。

 

馬体の各パーツの可動性と柔軟性は、乗馬においてとても重要なのです。

 

馬をライダーに従順で大人しくするには、馬を曲げることです。

 

各パーツとは、ヘッド・ネック・ショルダー・リブケージ・フランクなどで。厳密にいえば、もっと沢山の部位に区分できますが、大凡これくらいで充分だと思います。更に大雑把にいえば、ネック・ショルダー・フランクでしょうか。

 

ネックは、左右と上下の可動性と柔軟性です。ショルダーは、肩胛骨と上腕骨の間接が肩関節で、この肩関節の左右と上下の可動性と柔軟性です。そしてフランクは、脾腹のことですが、特に骨盤と大腿骨の関節である股関節の左右と上下の可動性と柔軟性です。

 

可動性は、左右と上下に大きく動けるかということですが、もう一つの要素としては、ライダーが馬に与えるプレッシャーとそのパーツが動くということを、馬のメンタルが関連づけるという要素があります。どんなに可動性があっても、馬のメンタルがライダーのプレッシャーとその求める動きを関連づけなければ、馬が反応しないので、ライダーは、可動性が悪いと思ってしまうのです。

つまり、馬のメンタルの理解と従順性がない場合は、可動性がないことと同じ感触をライダーは感じてしまうのです。

 

ここで、柔軟性の問題になるのです。

柔軟性は、ライダーが馬にして与えるプレッシャーが馬体と接触する接触感です。その接触感は、馬のメンタルを現しています。

 

馬のメンタルが、理解と従順性が欠落していると、接触感は硬かったり重かったり感じます。理解と従順性が充分であれば、接触感は、柔軟に感じるのです。

 

日本の乗馬界では、ストレッチ運動をロジックに語ることが少ないようですが、乗馬先進国では至極当然なことなのです。

 

日本の乗馬レベルを向上させるには、乗馬をロジックにして、ライダーが理解しやすいようなものにしなくてはならないのではないでしょうか。

 

その手始めに、馬のストレッチ運動について初めて見ませんか。

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