AM 9:00 Temperature 2.8℃ Humidity 90% 快晴January 8,’26(Thursday)
今朝は、雲一つなく晴れて、初めて水道の蛇口もバケツの水も凍結しました。
馬場は、全面真っ白くなるほどに霜が降りました。真っ白くなるほどに霜が下りたのもこの冬初めてですが、霜が下りると頑張っていた一年草の葉もかれてしまいます。
「馬の走りの科学」
本稿は、馬がどのように走っているかを科学するものである。
馬というより動物は、2つのムーヴメントを以て走っているのである。
一つは、メカニカルムーヴメントで、もう一つはテクニカルムーヴメントである。只、馬は、その一つのメカニカルムーヴメントで走ることが特化して進化した動物といえるのである。
古代の人間が馬を食べずに乗るようになった要因は、このムーヴェメントによるところが大きな要因なのである。
物が動くということは、その物の重心が動くということである。しかし、必ずしも重心が動いても、物が動くとは限らないのである。
重心の移動が起きることで動く場合を、メカニカルムーヴメントといい、筋力を以て重心を動かし動く場合を、テクニカルムーヴメントというのである。
馬は、頭を上下動(厳密には8の字運動)や首の伸縮をさせて重心移動を行い、その重心移動に伴い馬体が動くのを支えるために肢を動かしているのが、メカニカルムーヴメントである。
そしてその一方として、肢の筋力を以て重心移動を行って走ることもできるのである。肢の筋力を使ってグランドと作用反作用の関係性の元に、馬体を動かすことが、テクニカルムーヴメントである。
馬は、頭を上下動させることで、重心移動を行って運動するのが得意で、放牧場で、とてもリラックスして歩いているときは、最初の数歩だけ筋肉運動を行っているが、後はほぼ肢の筋肉運動なしで歩いていると云われており、頭を上下動させて重心移動を行って歩いているのである。
馬の頭は、厳密にいえば8の字運動をしていて、例えば常歩の場合、頭は、左上に上がり、左前に下がり、右上に上がり、右前に下がるのを繰り返しているのである。これは、①左後肢、左前肢、右後肢、右前肢というステップとなるのである。また、②右後肢、右前肢、左後肢、左前肢というステップとなるのである。
そこで人間は、馬の頭の上下動をコントロールすれば、馬の動きをコントロールできることを発見して、人間は馬に乗るようになったのである。
馬は、奇蹄目で中指の蹄1本で立っており、グランドに対する対応力は、偶蹄目の牛には到底及ばないのである。しかし、我々人間は、馬に乗り牛には乗らないのは、ライダーが動きをコントロールするのに、頭の上下動で動いている馬の方がはるかに容易だからなのである。
馬の口には、ハミの通るところに歯がなかったり、脊椎の柔軟性がなかったりということも、人間が馬の乗るようになった要因ではあるが、最大の要因は、馬の運動のメカニズムが、頭の上下動で重心移動をしているという点が最大要因なのである。
因みに、ウエスタンラディングでルーズレインというのがあるが、これは、馬のメンタルをコントロールすることで実現していることであるが、このことによって、馬の頭を自由にして体力の消耗を最小限にして、長時間のライディングを可能にしているのである。


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