Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:40 Temperature 22.5℃ Humidity 54% 晴れ April 13,’26(Monday)

 

今朝は、霞みがかって空模様で、穏やかで気温が高めです。

 

馬場は、昨日水たまりの水抜きをして頂いたので、水溜まりがなくなりほぼベスト状態です。

 

 

ロールバック(Rollback)

 

ロールバックは、スライディングストップの直後に180°ターンし、駈歩発進する一連の動作をいうのである。

 

スライディングストップと駈歩発進の間に動きの中断があれば、ペナルティーが科せられるのである。

 

ロールバックのルーツは、スライディングストップのルーツでもあるように、牛を追走しているとき、急転して逃走しようとする牛に対応するため、馬を急転させ、駈歩発進させる必要性からスライディングストップとロールバックが生まれたといわれているのである。

 

ロールバックは、Uターンであってはならないので、ストップした直後に180°ピボットターンし、駈歩発進をしなくはならないのである。

ストップした後やバックアップさせた後に回転をすることと、回転した直後に発進することをロールバックのトレーニングでは多用される。

ストップやバックアップの直後の回転は、前肢への負重を軽減する効果があり、結果的に後肢が深く踏み込むようになるのである。

そして、後肢が深く踏み込んでターンすれば、その後の駈歩発進も後肢の筋肉運動でアグレッシヴにできるようになるのである。

 

ストップして直ちに180°ターンする、つまり、ストップの直後に回転運動を促すと、馬は、前肢への負重を軽減しようとするのである。

何故なら、前肢への負重が大きければ、軽快に回転運動ができないので、ストップしてターンして発進することを繰り返すことにで、馬がディープにストップすることになるのである。

ディープなストップの直後に180℃ターンして、後肢の筋肉運動による前進気勢の旺盛な駈歩発進をエキサイティングロールバックと評され、高い得点が得られるのである。

 

また、フェンスから20フィート(約6m)を越えてロールバックしなければならないという規定があって、これを守らなければペナルティーが科せられるのである。

 

軽快な回転運動と駈歩発進は、後肢への体重の負重という観点では同じなので、エキサイティングなロールバックは、物理的作用として、後肢への体重の負重を大きくすることで実現しているのである。(テクニカルムーヴメント)

従って、バックアップと回転運動、回転運動から駈歩発進とを組み合わせるようにトレーニングすることで、ロールバックの精度を上げることができるのである。

垂直跳びをするとき、人は一旦しゃがんで飛び上がるように、馬が助走なく駈歩発進するには、体重の後肢への負重を大きくしなければないので、回転運動からの発進や駈歩からの回転運動というように、回転運動と発進、駈歩や速歩からの回転運動への移行というように、組み合わせることで、ロールバックやスピンなどのパフォーマンスの精度を上げることができるのである。

 

 

バックアップ

 

バックアップは、NRHAでは、真っ直ぐに指定の場所まで、または指定の距離をしなければならないと規定されている。

例えば、10フィート(約3m)またはセンターマーカーまでというように規定さていて、バックアップの動線が真っ直ぐであることが求められていて、もし曲がってしまうと、その程度によって評価が減点されるのである。また、規定のマーカーまでバックアップしなかったり、バックアップの規定の距離が満たなかったりした場合は、スコアペナルティ0となって、その演技者や馬の評価全体が0点ということになるのである。

 

バックアップにおいても二つのムーヴメントがあって、それは、メカニカルムーヴェメントとテクニカルムーヴメントである。

ライダーが自分の重心に向かってレインを引けば、支点のライダーの重心が、作用点のビットへ向かう力が発生し直線モーメントが形成され、重心移動が起きてからステップするムーヴメントとなるのである。

レインを真上にピックアップすれば、支点であるシートを押し下げる力が働き、馬体を左側面から俯瞰すると右回転モーメントが形成され、重心移動が起きてからステップするムーヴメントとなるのである。

メカニカルムーヴェメントによるバックアップは、外形的に馬の臀部より後方へ後肢がステップするのである。テクニカルムーヴメントによるバックアップは、外形的に馬の臀部より前方にステップするのである。

 

スライディングストップの精度上げるには、重心を中心として、後肢が重心より前に踏み込むことが必要なのである。

走行時において、重心は絶えず真下へ向かう力が働くので、後肢の着地位置が重心より前にあれば、後肢の着地位置より前の部分が押し上げられ、後方が押し下げられるので、スライディングストップの精度が上がるのである。

しかし、この逆に後肢が重心より後方に着地していると、重心が後肢より前にあるので、後肢の着地位置より前が押し下げられ、後方が押し下げられるので、馬はスライディングできずに前肢でストップしようとするので、前肢が故障したりつまずいたりしてしまうのである。

従って、スライディングストップの精度上げるためのバックアップは、レインを真上に引き上げると、シートを真下へ押し下げる力が働くので、馬体を左側面から俯瞰すると右回転モーメントが発生し、後肢の踏み込みが深くなるので効果が上がるのである。

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