Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:25 Temperature 5.9℃ Humidity  68%  晴れ  January 23,’25(Thursday)

 

今朝は、晴れてますが、雲もあり湿度も高めです。

馬場は、ベストコンディションです。

 

昨日は、馬の姿勢を形成するために、二つの垂直方向の力を連携させて行う話を書きました。 文章にするとややこしい話になって、理解しにくかったと思います。

しかし、昨日の実験では、その成果は充分でした。

二つの垂直方向の力をある角度を以て交差させると、互いに自分の力の方向の線上に、他方の垂直の力の方向を一致させようとします。その力が、互いの垂直方向に対して水平方向の力が発生して、それぞれの垂直の力の線上に一致させようとするのです。

そして、その水平方向の力を拒むように脚やシートで行えば、馬体は水平方向に屈曲するのです。それが、内方姿勢となるのです。

これに対して、水平方向の力で馬の内方姿勢を形成しようとすれば、手と脚やシートとの連携が上手くいきません。

多くの初級や中級のライダーが、馬のフレームワークができないのは、手と脚やシートとの連携が悪いせいなのです。

これに対して、最初から二つの垂直方向の力を組み合わせて姿勢形成を行うと思っていれば、テイと脚やシートの連携は上手くいくのです。

しかも、手でレインを垂直方向に引き上げれば、自動的に脚シートは、馬の背中を真下へと押し下げる力が発生するのです。

 

両手でレインを引き上げる力をやや右上に向かうようにすれば、脚やシートはやや左下へ馬の背中を押し下げるようにするので、左内方姿勢ができるのです。この反対に、両手でレインをやや左上に引き上げれば、脚シートはやや右下へ馬の背中を押し下げるので、右内方姿勢ができるのです。

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