Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:20 Temperature 33.6℃ Humidity 52% 晴れ  August 4,’25(Monday)

 

今朝は、日射しが強く熱気といった感じです。

馬場は、奥に水溜まりがありますが、外はベストコンディションです。

 

乗馬の3種の神器の話を書きまして、「バランス」「ドライヴ」「フィール」です。

 

その中で、フィールは、馬の反応とライダー自身のプレッシャーを客観的に感じとるということです。

 

ライダーが馬にプレッシャーをかけるには、最低2つの力を組み合わせる必要があるのです。それは、作用点と支点の力のことです。

 

作用点と支点の力とは、人間の意識にはない人が多いのですが、作用点で押せば支点で引くということですし、作用点で引けば支点で押すということなのです。

 

つまり、レインを引けば、支点が脚であれば、脚で押すということなのです。また、左脚で押せば、右脚で押し返すということなのです。勿論、その逆に、右脚で押せば、左脚で押し返すということなのです。

 

地上では、支点を意識せずとも機能させることができますが、馬上では、作用点と支点の両方を意識下におかなければ、正確に機能させることができないのです。

 

例えば、左内方姿勢を形成する場合は、右脚で馬体を押し、同時に左右のレインを左上方、例えば、ライダーの右肩の方向へ引き上げることでできるのです。この逆に、右内方姿勢の場合は、左脚で馬体を押し、同時に左右のレインを左上方、例えば、ライダーの左肩の方向へ引き上げることでできるのです。

 

作用点と支点の力を組み合わせることは、ライダーの感覚を訓練しないとできないのです。

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