Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:10 Temperature 24.7℃ Humidity 70%  曇り   September 27,’25(Saturday)

 

今朝は、曇っていて風も全くありません。

馬場は、ベストコンディションです。水溜まりもなくなりました。

 

馬の姿勢形成において、重要なことは、作用点と支点の二つの力の連携です。

 

この連携に必要なことは、二つの力をそれぞれ使えなくてはならないということではありません。

作用点の力を行使すれば、自動的に支点の力が作用するというものでなくてはなりません。

 

支点の力が自動的に働くためには、支点をライダーの思い通りに、その位置を置くことができなくてはなりません。

そのためには、作用点の力を支点に向かわせれば、自動的に支点が置かれます。しかし、作用点の力が支点以外に向けるとき、放っておくと、支点は作用点の向かうところに置くことになってしまうので、意図するところではなくなってしまうのです。

 

意図するところへ支点を置くためには、置くべき支点の場所を基点にして、作用点の力を向かわせる必要があるのです。

具体的には、外方脚を支点にしたいと仮定したとき、外方脚の外側とか内側とかというように、支点を基点にして割り出した場所に、作用点の力を向かわせるようにしなければなりません。

 

馬の頭を内側へ向けることと内方脚の内側とは、馬の頭が向く場所は同じであっても、次元が違うのです。

 

客観的に馬の頭が同じ所へ来ることとなっても、内方脚が支点になることとは限らなくなってしまうのです。

しかし、内方脚の少し内側とか、内方脚の内側で後ろの方にとかいうように、支点となる「内方脚の」というように、作用点の力が向かうところは、支点とすべきところをから割り出した地点にしなければならないのです。

 

作用点であるレインを引くとき、必ず支点の位置から割り出したところに向かうようにすることで、必然的に意図するところが支点になって、作用点と支点の連携を作ることができるのです。

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