Arena Condition(乗馬の駈歩相談室)

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AM 9:10 Temperature 15.0℃ Humidity 74%  晴れ    November 2,’25(Sunday)

 

今朝は、やや雲が多めですが、晴れ間がさしています。

馬場は、奥に大きな水溜まりがありますが、外は大分良くなっています。

 

さて、昨日ストレッチ運動のお話の中で、可動性と可動させることの二つを考えなくてはならないことをいいました。

 

つまり、大きく動かすことなく、先ず、馬体を曲げて、その曲がり方を柔らかくしましょうということが、可動性を養成するということです。

そして、その上で、実際に大きく動かしながら更に柔軟性を高めましょうというのが、可動させるという意味です。

 

ストレッチ運動では、大きく動かして柔軟性を高めることなく、馬が柔らかくなるということはありません。

 

従って、馬体を曲げて柔軟になっても、実際に動かし速歩や駈歩すると、途端に硬くなってしまうのです。しかし、馬を大きく動かしながら同時にストレッチをすれば、馬の抵抗が大きくなったり反抗したりする畏れがあるので、段階的に、先ず通常の動きの中で、馬体を曲げて柔軟性を高めて、その上で、馬を大きく動かしたり速歩や駈歩をしたりする中で、そのストレッチ運動を展開して、どんな動きでも馬が柔軟な動きをするように養成するということです。

 

ストレッチ運動は、可動性を高めるためにその要素を養成し、その上でその養成された要素を活用し、大きな動きの中でストレッチ運動をしましょうということです。つまり、ストレッチ運動を2段階に分けて行うことが、とても賢い方法ではないかということです。

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