AM 9:15 Temperature 8.7℃ Humidity 54% 晴れ January 13,’26(Tuesday)
今朝は、少々風が吹いていて、晴れて空気が乾燥しています。昨夜は冷え込みまして、バケツの水が凍結しました。
馬場は、やっと水溜まりが消えて全面ベストコンディションです。
我がウェブサイトのアクセス件数が、850,000件を越えました。沢山のご愛顧ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
いつサイトを開設したか忘れてしまいましたが、日本の乗馬クラブのウェブサイトでは、最多のアクセス件数だと自負しています。
「サドリング&ブライダリング」
馬の裏堀やブラッシングのなどのケアの後、サドルを乗せたりビットを付けたりして騎乗する場合、どのような手順でこれを行い騎乗するかである。
馬を繋養した状態で、サドルを乗せてビット装着させて、馬場まで馬を連れて行って、騎乗するというのが大凡の手順である。
このとき、馬装(サドリング)して騎乗するときに、注意しなくてはならないことは、馬の一番緊張する場面が何処かと云うことである。
それは、サドルのシンチベルトを締めるときなのである。
サドルブレーキングのときに、シンチベルトしめると、大抵の馬は飛んだり跳ねたりする場合が多いことを思えば、サドリングやブライダリング(ビットの装着)のときの中で、馬が一番緊張するのは、シンチベルトを締めるときだということが解る。
従って、ブライダリングの前に不必要な緊張を、馬に与える必要がないので、サドリングして、馬が多少身体を動かしてもサドルがズレ落ちない程度にシンチベルト軽く締め、その後ブライダリングする手順が望ましいといえる。
長年人が乗ってきた馬は、その手順を逆にしても、何も問題はないかも知れない。しかし、今は問題がないかも知れないが、ホースマンの心得として、必要以上の緊張を馬に与える必要はないことを知っておくべきである。
サドルのシンチベルトを軽く締めた後、ブライダリングをする。その後に、ライダーがマウントしてもサドルが動いたり傾いたりしない程度に、シンチベルトしっかりと締める。
そして、馬場まで連れて行き、マウントするのである。シンチベルトをしっかりと締めた後、馬場まで連れて行く道中で馬の様子を見て、マウントできる状態か、そうでないかを確かめるのである。
ブライダリングは、スナッフルビット(水勒)とカーブビット(大勒)があり、ファウンデーショントレーニングは、スナッフルビットを多用し、フィニッシュトレーニングはカーブビットというのが、一般的である。
本稿は、どの馬にどのビットを使うかというところではないので、そこには触れないが、スナッフルビットの場合、ファウンデーショントレーニングの浅い段階では、極力緩く装着し馬がビットをしっかり銜えていなければ、口からビットが出てしまう程度が良いのである。こうすることで、馬が自主的にビットを銜えるようになるのである。
この段階が過ぎれば、徐々にタイトに付けていくのである。そして、スナッフルビットを取り付けるヘッドストールは、ブローバンドがついているもので、馬の両耳にかかるものが望ましいのである。
ヘッドストールは、大きく二つに区分することができて、ブローバンドの付いたヘッドストールは、両耳にかかる物で、スナッフルビットにもカーブビットにも両用なのである。もう一つは、シングルイヤーのヘッドストールで、片耳にかかるものがある。シングルイヤーのヘッドストールは、主にカーブビットに使用し、スナッフルビットに使うことは殆ど無いのである。
カーブビットは、馬の口に入る部分のマウスピースには様々な形状があり、またレインを取り付けるシャンクも色々な形状がある。その形状が、使う馬の性質やトレーニングの熟練度や適応性などを考慮してチョイスするのである。
そして、カーブビットの場合は、馬の広角に1~2本の皺ができる程度にタイトに付けるのである。カーブストラップは、馬のした顎とストラップの隙間に指2本分の太さが緩めに入る程度に付けるのが望ましい。
何故なら、馬のビットのバーがタイトに付くのにナーバスになるケースは少なく、むしろカーブストラップがタイトに付く方がナーバスになる確率が高いので、緩めに付けるのが望ましいのである。
ブライダリングやホルターの装着のために、人が馬の項に手を乗せたときに、馬が頭を下げて、人の脇の下に馬の頭を位置させ、その作業ができるようにしておくことが望ましいのである。
馬が落ち着いて、サドリングやブライダリングができるということは、人間の支配を、落ち着いて受け入れる精神状態を保っているということなのである。そのために、馬の項に人が手を乗せたときに、馬が頭を下げるという馬の反応は極めて重要なのである。
このために、トレーニングが必要なのである。そのトレーニングは、先ず馬の額に片方の手で軽く触れ、もう一方の手で項を指で摘む、指で馬の項を摘むと馬は最初首に力を入れますが、それでも続けて行くと、やがて馬ほんの少し力を抜いて頭を下げる仕草を見せる。そのときに、指で摘むのをやめる。額に当てていた掌で額を撫でるのも良いでしょう。これを繰り返す内に、指で項を摘もうとすると、馬は頭を下げようとするのである。今度は項を手で押し頭が下がるようにして、頭が下がったら額や項を撫でてリラックスを促すのである。
最終的には、手を馬の項に手をおいたら、馬は頭を下げ、力で項を押し下げても一切逆らうことなく頭を下げるところまでしましょう。
このトレーニングも、途中で中断して次の日へ持ち越すことは禁物である。始めたら徹底して最終段階までやっておくことはとても重要である。
もし、途中で中断すると、次に始めたとき、とても大きな抵抗をするようになってしまうのである。
手を馬の項に手を置くと馬が頭を下げれば、背の小さな子供でも、馬の頭を脇に下に置いてブライダリングができるのであり、この状態を受け入れている馬の精神状態は、騎乗前として申し分のないものだということができるのである。

コメント