AM 9:15 Temperature 10.4℃ Humidity 24% 晴れMarch 21,’26(Saturday)
今朝は、すっきりと晴れました。少々風がありますが気温は高めです。
馬場は、ベストコンディションです。
- ホースマンシップ
ホースマンシップとは、人が馬を扱うことを目的に、馬の特性を理解して、あるべき理想を追求するものである。
日本的にいえば、馬の特性を理解して、馬に寄り添い、どのように馬を扱ったらいいかを探究するとでもいえば、耳障りのいい言葉に聞こえるかも知れない。しかし、私の考えは違うのである。
馬の特性を知り理解することは、とても大切なことであるが、目的は、倦くまでも馬が歓んで人の指示に従うようにすることであり、その仕法を人が体得して、実践することなのである。
一歩間違えると、馬の特性を理解して、馬に寄り添うことを優先して、人が危機に遭うリスクを第2にしてしまう畏れがあってはならないのである。
例えば、日本の競走馬には、尻尾に赤いリボンがついているものがある。これは、蹴ったり噛んだりする危険な馬につけて、周辺の人達に注意を促す警告をして、謂わば赤信号のようなものらしい。これを、日本を代表する日本競馬協会がこれを励行している始末である。誠に恥ずかしい限りである。
馬が噛むと蹴ることを、日本では、噛癖とか蹴癖とかいうようで、癖というカテゴリーに入れているのである。噛むや蹴るという行為は、癖ではないのである。つまり、馬の意図的行動なのである。
従って、訓練によって治すことが容易にできるのである。つまり、訓練によって、噛んだり蹴ったりしないように、治すことができるのである。
馬でも人間でも、癖となってしまうと、ほぼ無意識に行っている行動なので、治すことはとても難しいのである。例えば、熊癖や齰癖は、完全に癖になってしまっている症状なので、治すことをとても難しいといわれているのである。
馬は友達であるとか、優しくすれば馬に通ずるとかいった耳障りのいい言葉で形容することなく、安全な人と馬との間合いを取って、人がリーダーとして馬を従えて、馬が人をリスペクトし、馬の能動性を引き出すものでなくてはならないのである。
先ず、馬房でホルターを装置する場合、人が馬房へ入ったとき、馬の方から人へ近付いてくるようにしましょう。
もし馬の方から人によって来なかった場合、馬房の壁などをったきいかくして、馬が人から遠ざかるように逃げれば、もっと威嚇し、人の方へ顔を向けたら威嚇を止めるようにし、馬の方から人によってくるようになってから、ホルターをつけるようにしましょう。
このとき、馬の項に手を当てたら、馬が頭を下げるようにトレーニングしておくことも大切である。
このことは、ホルターをつけた後に、馬の頸椎の両脇に靱帯が通っているので、この靱帯を軽く指でスクィーズするようにし、馬の顔を撫でながらスクィーズすると、馬が頭を下げるので、そのときスクィーズ止めるようにして、馬の項にて当てたら頭を下げるようになるまで、これを繰り返しておくことが重要である。
以上のようにしておくことで、ホルターをつけるときに、馬の項に手を当てると馬が頭を下げるので、人の脇に下で、ホルターをつけることができるのようになるのである。
リーディングする場合、原則として人が馬を引いて歩くのではなく、馬が人の歩きや速度に気を使って、ついて歩くのである。
リードロープの長さは、掌から肘ぐらいまでの長さを維持して持つようにし、軽く緩んだ状態でリーディングするのがいいのである。何故なら、この程度の長さであれば、咄嗟のときに、馬の動きが加速する前に押させたり、無理に引くこともなかったりできるのがこの長さなのである。
そして、人が歩けば馬が歩き、止めれば止まり、後退すれば後退するようにすることが大切である。
以上のようにするには、馬体の欲に人が位置してリードロープをジャークするように引き、馬が人に正対するように動けば、また人は馬の横に動き、リードロープをジャークする。すると馬は人に正対するように動き。そして、また人は馬の横に移動して、リードロープをジャークする。これを数回繰り返せば、人が馬の横に移動すると、リードを引かずとも馬が人を追いかけるように、人に正対するようになるのである。
これを左右共に容易に人が動けば、馬は、これに追随して、人についてくるようになるのである。
これを前後左右共に、このように訓練すれば、馬は、人の動きに前後左右ともについてくるようになるのである。
そしてまた、馬が人について来るとき、人の前に出ないようにすることが大切なのである。
多くの馬術書には、馬の頭と肩との間に、人が位置するように書いてあるが、私は、これは間違いであると考えている。
何故なら、馬が人について歩くとき、どの位置にすればいいか馬にとって解り難いからである。
しかし、人が馬の前に出ないようについていくとすれば、馬は人の位置が基準となるので、その位置より前に出ないようということであるから、馬にとって分かりやすいのである。
単純で分かりやすいことは、人に馬にとって、容易に学習できるのであり、とても重要なことなのである。

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