AM 9:05 Temperature 20.8℃ Humidity Hi 雨時々曇り September 29,’26(Tuesday)
今朝は、雨が降ったり止んだりといった感じです。予報では、最高気温が21℃位だそうです。
馬場は、ウェット状態です。
さて、乗馬におけるライダーの意識の問題で、「全てのライダーは、調教師。」という考え方についてです。
このことを、前向きに受け止めてくれた方は、教材として馬の調教程度が問題で、アマチュアが調教するとなると、よく調教をした馬が必要だと感じたようです。
後ろ向きに捉えた人は、そんな危険なことをアマチュアにさせられないといいます。
しかし、教材の馬は、アマチュアライダーに乗せられる程度の大人しさがあれば、充分なのです。
例えば、レインを左へ引いて、馬の首を左に曲げることと左方向へ動かすこととは違います。
何が違うかといいますと、レインを左へ引いて馬の首を左に曲げることは、ライダーの物理的力でできます。
しかし、レインを左へ引いて左方向へ馬を動かすには、ライダーの力ずくでは不可能で、馬のメンタルに対して主導権を、ライダーが握らなければできません。
このことを前提して、ライダーが、レインを左へ引いて、左へ馬を動かそうとする場合、左へ動かそうとライダーが考えている場合は、上手くできなかったら、自分は上手くできないというように、悲観的になります。
しかし、ライダーが、馬が左へ動くように教えるという意識で行うと、上手くできない場合、どのようにしたら馬が理解してくれるのだろうと考えるわけです。悲観的にはならず、どのような工夫をすればいいのかと考えるので、前向きになるのです。
そして、できるようになったとき、ライダーは、馬が理解してくれたと思って、馬を褒めようとするわけです。そして、馬ができたことで達成感を感じて満足するのです。
これに対して、左へ馬を動かそうとしていたライダーは、できたとき自分ができるようになったと思うわけです。
できた達成感は、自分に向かってしまうわけです。
余談かも知れませんが、商法では、商品を提供する側と消費する側とは、「利相反する関係」といわれています。
それは、商品を提供する側は、なるべく多くを販売して利益を追求したいと思っているわけです。一方、商品を消費する側は、なるべく商品を安く買いたいと思うわけです。従って、商法上は、互いに利害が反するという関係なのです。
これを乗馬において考えて見ると、お客さんは、一鞍45分であれば、45分騎乗して幾ばくかの代金を支払います。従って、45分ギリギリまで騎乗して、対価に見合った時間を有効に使おうと考えるわけです。
一方クラブ側は、騎乗内容がよければ、45分経過しなくても下馬してくれれば、馬のためにもライダーのためにも良いと考えるわけです。
しかし、ライダーが、馬にティーチングすると考えて馬に乗っていれば、馬の理解が進めば、その進捗に満足感を抱くので、例え45分経っていなくても、いいタイミングで下馬しようと思うようになります。
一方クラブ側は、ライダーのティーチングの進捗によって、45分を超えても馬が理解して、ライダーがこれを受け止めるタイミングを模索することになるのです。
また、ライダーが馬にティーチングすることを意識した場合は、できてもできなくても、ライダーとクラブ側が一緒にその問題に取り組むことになるのですが、ライダーが、ティーチングしようと思っていなければ、インストラクターの駄目出しに繋がってしまうわけです。
ライダーが馬に対してティーチングする意識を持つと、クラブ側とお客さん側との利害を一致させることができるのです。
馬が良くなったことにお客さんがよろこび、クラブ側にとっても馬が良くなればいいことだと思うわけです。


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