AM 8:35 Temperature 19.3℃ Humidity Hi 曇り October 1,’26(Thursday)
今日から10月で、衣替えです。そして、今朝は、曇っていて、気温が低めです。
馬場は、ウェット状態です。
さて、今日は、乗馬における馬の動きと馬体の姿勢の問題です。
つまり、ライダーが馬上で、馬体の姿勢を形成することと馬を動かすことです。
ライダーが、馬体の姿勢形成と馬を動かすことは、全く別次元のことだということです。
ライダーが馬体の姿勢形成することは、物理的力でできることなのです。
つまり、強制力をライダーが持っているということです。
そして、ライダーが馬を動かすことは、物理的力ではできないのです。つまり、馬を動かすことは、ライダーの強制力がないということなのです。
馬体の姿勢形成は、馬上に支点と作用点を置くことで、この二つの力の組成によってできることなのです。
人が地上にあるとき、ものを持ち上げたり引っ張ったり押したりするときは、何も意識することなくやってのけます。
つまり、人は、何ら意識することなく、目的を遂げるために、作用点と支点の二つの力を連携させて成し遂げているのです。
目的を遂げるために、作用点は、物体に力を直接的に加えるので、作用点の位置は、馬上でも地上でも違いはありません。しかし、支点は、バランス感覚によって、地上では人が無意識でも、対象となる物体の重心を捉えて、最も有効なところに位置するようになります。
従って、馬上でも地上と同じように、ライダーが無意識であれば、作用点で力を行使したとき、バランス感覚が機能して支点が位置します。
しかし、バランス感覚によって支点が位置した場合、馬体の姿勢形成には有効でないことが生まれてしまうのです。
つまり、ライダーのバランス感覚によって、支点が位置すると思うように馬体の姿勢形成ができないのです。
ライダーが馬上にあるとき、馬体の姿勢形成する場合は、ライダーが姿勢形成のために有効な場所に支点を位置させるように、コントロールできるようにならなければならないのです。
ライダーが馬を動かすためには、物理的力では不可能なので、馬のメンタルを活用しなくてはなりません。
何故ならば、馬上という同一物体上に作用点と支点が存在して、この二つの力が相殺されてしまうので、馬が動くことには何ら影響することがないからなのです。
そこで、ライダーが馬に対して主導権を握ることで、その主導権を前提して、馬のメンタルを活用し馬を動かしているのです。
主導権は、数量的もので、その大きさの大小があって、大きな主導権があれば、馬の動きの出力を大きくコントロールすることができ、小さい主導権なら、馬の動きのコントロールが制限されるのです。
ライダーが、馬を動かすことと馬体の姿勢形成することとは、別次元のことだということをご理解頂きたいのです。


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