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今朝は、晴れて弱い風が吹いています。
馬場は、ベストコンディションです。
今年の最終戦、無事昨日終了しました。
関係者の皆様、大会お疲れ様でした。
今日は、1964に開催された第1回の東京オリンピックの開会式の日を記念して作られた国民祝日である「体育の日、」が、今日では「スポーツの日」と名称が変わり、その振替休日として、今日が3連休の最終日となっています。
さて、競技会も終了したので、予告しておりました乗馬におけるストレッチ運動について、お話しをしたいと思います。
後駆(ハインドクォーター)の可動性を養成するとレッチ運動です。
後駆の関節は左右の股関節で、股関節は、骨盤と大腿骨の関節です。
股関節は、形状が球形で、回転機能を有しています。
従って、股関節の形状は、前後左右の動きの機能を持っているということです。
可動性は、股関節が馬の脳から遠いということと、後肢の筋肉は大きいので、筋肉や腱や靱帯などを解す必要があるのです。
そして、ライダーの操縦室は、前駆にあるので、後駆の可動性を養成するには、遠隔操作によらなければならないのです。
つまり、股関節の機能は、前駆に比べて可動性は元々あるのですが、脳から遠いことと遠隔操作であることが重なって、可動性を悪くしている要因があるのです。
その方法として、私は「尻馬」と名付けている運動で、内方の帯道当たりを支点にするために脚をあてがい、内方レインを引きます。
すると、レインを内方へ引かれたときに、馬の肩が内方へ動くことが脚によって阻害されているために、その反作用として内方後肢がアウトサイドステップします。
このことで、内方の股関節の可動性を養成することができます。
そして、馬の頭を後方のお尻の方へレインを水平方向に引けば、内方後肢は真横へアウトサイドステップします。
そしてまた、馬の頭を肩に向かって垂直方向(真上の方向)にレインを引けば、内方後肢は、斜め前に向かってアウトサイドステップします。
斜め前に向かって内方後肢がアウトサイドステップするということは、第4肋骨にある重心の真下へ向かうステップになるということで、内方後肢が重心の真下へ位置することになるので、馬体重を充分に支えるようになるので、他の3肢の推進力を上げる効果を生み出します。
以上のように、内方後肢を真横や斜め前に向かってステップさせることで、可動性を上げることができます。
多くの馬術家が疎かにしているのは、馬の推進力を考えるときに、外方後肢の踏み込みばかりを気にしすぎていて、内方後肢の可動性なのです。
内方後肢の重要な役割は、重心の真下へ向かってステップして馬体重を支えることなのです。このことで、他の3肢が推進力を発揮できるメカニズムを知らなければならないのです。
ストレッチ運動の第一歩して、馬体の何処のパーツの可動性を上げるかは、馬の状態を考慮して考えるべきなので、何処からでもいいのです。
今回は、便宜上内方後肢の可動性を最初に取り上げましたが、ライダーがそれぞれ馬の特性を考慮して行えばいいでしょう。
私の場合は、馬が得意なことややり易いことから始めるように心掛けます。何故なら、得意なことややり易いことから行えば、成功の確率が高くなって、馬を褒めながら養成することができるからです。

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