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AM 9:10 Temperature 3.4℃  Humidity 88%  晴れ  January 27,’22(Thursday)

 今朝は、少々雲がありますが穏やかに晴れました。

 馬場は、全面霜が降りまして、薄く凍結しましたが、ベストコンディションです。永久凍土のところも解凍しそうです。

 さて、作用点と力点と支点の3点についてお話をしたいと思います。

 力点と支点が同じとなることがあります。それは、バケツを持ち上げるとき、直にバケツを手で持てば、力点と作用点が同じになります。
 また、床にバケツがあるとき、効率よく持ち上げようとすれば、踏ん張る肢をバケツの重心近くに位置させて持ち上げます。
 つまり、作用点と力点と支点が近づくこととなるわけです。できることなら、支点と作用点と力点が重心と同じ所となれば、一番力の効率化が図れるわけです。
 地上でバケツを持ち上げるとき、作用点において不都合が起きれば、何ら意識せずとも自動的にこれらのこと行うのです。これらのこととは、支点と作用点をより近づけようとすることです。

 これを馬上でライダーが行うとき、先ず、ライダーが馬の頭を下げようとか頭を引っ張ろうとか思っていることが問題で、思っていることと実際にやっていることが異なれば、自動的にこの3点を近づけようとすることが行われないのです。
 ライダーは、支点であるシーティングしているところや内方のショルダーを持ち上げたいとか引っ張りたいとかと思えば、自動的に引っ張る力を内方脚で感じたり、ピックアップする力をシートで感じたりして、作用点で不都合が起きれば、支点においての工夫が自然に生まれるのです。

 従って、水平方向にレインを引いて、内方脚を内方のショルダーを支点にするために押しつければ、そしてショルダーを引っ張ろうと思ってレインを引けば、、レインを引く力を内方脚で感じることができるということです。また、レインをピックアップするとき、シーティングしているところを持ち上げようと思ってレインを引き上げれば、レインを引き上げる力をシートで感じることができるのです。

 このように、支点と作用点がワンセットになって機能すれば、ライダーがやろうとすることを効率よくできるようになるのです。

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