Arena Condition

AM 9:50 Temperature 22.2℃　　Humidity Hi　　曇り　　April 27,’22(Wednesday)

　今朝は、少し日差しを感じますが曇っていて少し風が吹いています。予報では、今日は曇りのようで、明日は晴れるようです。

　馬場は、VW(very Wet)状態です。昨晩は風といい雨といい嵐のようでしたので、今朝はいろんなものが飛び散っていて、馬場も水が浮いた状態です。

　プレッシャーの接触点の感触を変えろと普段からいってますが、ビットをタッチしてその直後にプレッシャーをかけます。
　プレッシャーをかけて、馬がそのプレッシャーの方向に頭を動かしても、その動かし方に硬さを感じます。レインハンドで感じるその硬さは、ごつごつといった手触りで、それは人によって様々に感じるのでしょうが、何れにして手触りが滑らかではないのです。
　プレッシャーを繰り返すことで、手触りが変わってくるのです。また手触りを変えようと思ってプレッシャーを繰り返す必要があるのです。

　ここが問題で、特に比較的素直な馬の場合、プレッシャーをかけた時にその方向に従うものですから、リリースして良いものだと思ってしまうのです。しかし、その手触りは変えようと思ってプレッシャーを繰り返すことで、変わってくるのです。やがて、この繰り返しによって、何とも言えないソフトな手触りに変わるのです。

　問題は、手触りを変えようと思って繰り返さなければ却って硬くなってしまうことなのです。また変化は起きないのです。

　手触りを変えようとするプレッシャーの繰り返しは、強弱を手触りが変わらなければ強くするし、変わってくれば少し優しくなるといったように、プレッシャーの強弱に変化を与えながら繰り返すことが必要なのです。

　馬の顔の向きに騙されては柔軟にはなりません。