AM 8:20 Temperature 25.6℃ Humidity 87% 曇り July 12,’22(Tuesday)
今朝は、曇っていて、予報ですは12時から明日の昼頃まで、雨が降るようです。
馬場は、ドライです。
馬を柔らかくするには、プレッシャーの接触点が柔らかくならない限り柔らかくなることはありません。
多くの人は、馬の頭が下がったり首を曲げたりすると、かけていたプレッシャーをリリースします。この方法では、馬が柔らかくなることはありません。
かけているプレッシャーと馬体との接触点において、接触感が柔らかくならないことには、馬が柔らかくなることはありません。
しかし、馬の頭が下がってリリースしているのか、接触点が柔らかくなったのかを、多くの人は区別がつかないようです。
馬の頭が下がってリリースしているのは、視覚として馬の頭が下がったので、リリースしているのです。視覚野と大脳皮質が近くにあるらしく、視覚で捉えると直ぐに大脳が働くらしいのです。つまり、馬の頭が下がったのを見て、プレッシャーをリリースしているのは、大脳で判断してプレッシャーをリリースしているのです。
しかし、接触感でリリ-スするのは、小脳の感覚統合でしていることで、感触でリリ-スしているのです。
感触によって判断しているということは、求めていることが柔らかくなることですが、柔らかくなったのを感じてリリースすることになるので、柔らかくなるのです。
視覚でプレッシャーをリリースしていると、接触点が柔らかくなったかどうかではなくて、馬の頭が下がったかどうかでリリ-スしているので、柔らかくはならないのです。
接触感でリリ-スするには、その瞬間瞬間で、自分は何を感じているのかと、接触感に意識を傾注するしかないのです。
面倒でも、その都度、自分が何を感じているのかをチェックすることを繰り返すことで、徐々に接触感で判断できるようになるのです。
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