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大雨です。湿度も計測不能です。
馬場は、VW状態です。
金曜日の雨は、営業妨害です。
馬の柔軟性の養成において、最近大きな閃きが二つあって、それは、「閃き尻馬」と「閃きタッチバンバン」です。
この閃きによって、馬の柔軟性に対する概念が変わりました。
馬の柔軟性を養成するとは、今まで養成するという概念を持ってましたが、養成するのではなく、馬が柔軟になるという概念に変わったのです。
馬が柔軟になるという概念は、ライダーが養成するのはなく、柔軟が養成されるシチュエーションをライダーは作るのであって、飽くまでも間接的に馬が柔軟になる補助的役割をするに過ぎないという概念に変わったのです。
具体的に説明すれば、ビットコンタクトや脚による扶助で柔軟にすると云うことではなく、ビットコンタクトを一定に維持して、馬が譲歩するのを待つということです。
4~5年ほど前に「タッチ&ウエイト」というプロジェクトがありました。
これは、ビットタッチしたままこの状態を維持して、馬が譲歩してくるのを待つというもので、記憶している人もいると思います。
例えば、ビットタッチして待つということは、引っ張ってはいけないということではなく、レインを引っ張ったとしても、ある地点で手を止めて、馬の反応を待つということです。こうしてどの時点においても馬の反応を待ち、馬が反応を示したその瞬間にリリースするということです。
更にまた、ビットをジャークしているときも、ジャークを一定に速さと強さを維持してやり続け、馬が譲歩する反応をするまで待つということが重要なのです。
これまでの概念では、ジャークしたことで、馬が柔軟になるというものでしたので、タッチの接触感が変わらなければ、ジャークの強さや速さを変えなければならないと思っていました。
しかし、この概念の違いは、ジャークの強うさや速さを変えることなく続けて、馬が譲歩を示すまで続け、譲歩をちょっとでも示せば、瞬間的にリリースをするということになります。
概念の変化を説明しましたが、ご理解頂けましたでしょうか。
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