AM 9:15 Temperature 16.4℃ Humidity Hi 曇り October 14,’22(Friday)
今朝は、曇っていて、晴れることはないようです。昨日は一日中雨で今朝未明まで降ってました。
馬場は、VW状態です。今日は浮いている水が引く程度でしかないと思います。
我々人間の運動には、3系統あって、1.生命維持機能としての感覚統合、2.大脳の構想に基づく感覚統合、
3.大脳のコントロールによる運動です。
感覚細胞が感知した感覚情報の全てを、脳へ感覚神経を通して送信します。
1.小脳は、生命維持に危機をもたらす感覚情報と運動神経を連結して、感覚統合を行います。
2.大脳は、意識をコントロールして、意識がレーダーの役割を果たし、意識の向いた方からの感覚情報を認識して、認識した感覚情報に基づいて構想をし、この構想に基づいて小脳が感覚統合を行います。
大脳が認識した感覚情報に基づいて構想した範囲において、小脳が感覚統合を行いないます。
この感覚統合による運動が、スポーツや職人の技術です。
3.大脳が、直接運動神経に命じて運動器官をコントロールします。このとき、小脳の感覚統合を遮断します。
2番の感覚統合において、我々人間は大凡生活しています。このとき、人間は、自分の行っている運動は認識しているものの、フィジカルの動きは自動的に作動していて、大脳はフィジカルの動きをコントロールをしていません。
この運動を優れたものにすることが、上達なのです。
3番の運動を繰り返しても、2番の運動が優れることはありません。
多くの指導者や運動の苦手な人間は、3番の運動をして、2番の運動を矯正しようとしてしまうので、思うような結果が生まれないのです。
2番の運動を優れたもにするためには、意識のコントロールの精度を上げることなのです。フィジカルを動かしながら、そのフィジカルの動きを訓練しようとせずに、意識のコントロールをしようとすることで、脳が優れ、運動を優れたものにすることができるのです。
因みに、頭脳を優れたものにするためには、意識のコントロールの精度を上げようと考えてフィジカルを動かすことでできるのです。
知識をどんなに蓄えても頭脳は優れません。
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